本誌をちら読み

「感涙の三ツ星店」焼き肉進化論

本誌をちら読み by 編集部/2014年5月15日

驚きの実力店が次々に誕生中
「感涙の三ツ星店」
焼き肉進化論

 ここ数年、都内では焼き肉の実力店が続々とオープン。編集部の自称〝肉番長〞こと、ライター菜々山いく子さん(以下菜)と編集Mさん(以下M)が、1カ月かけて覆面調査を行いました。焼き肉は、今やそのジャンルを飛び越えて、〝肉料理〞としての進化を遂げていたのです。
そのなかから、2軒ご紹介します!

メニューに“カルビ”がない!?

『高屋敷肉店』の「雌牛肉厚ロース食べ比べ」(2678円)。1人前で、合計約350gもある。どれも厚切りにすることで、肉汁をとじこめジューシーな焼き上がりに。それぞれ異なる食感や風味を楽しみたい

 日本橋の『高屋敷肉店(たかやしきにくてん)』のメニューには「カルビ」がありません。

M「焼き肉っていったら、まずはカルビでしょう!?」

 みなさん、とりあえず注文しますよね? あえて置かないのは、赤身の旨さを味わって欲しいからだとか。なので、仕入れるのは脂がのり過ぎないA4ランクが中心なんだそうです。

 オススメだという「雌牛肉厚ロース食べ比べ」(2678円)を注文すると、
M「すごいボリューム! ふたりだったら、このひと皿で充分満足できますね」

「みすじ」や「亀の子」といった、6種類の部位の盛り合せ。それぞれが分厚くカットされ、まるでステーキのよう。しかし、ただ単に厚いだけではありません。

店員「焼いても肉汁を逃さないため、その肉質に適した厚さにしているんです」

 牛肉をとことん美味しく味わってほしいという心意気が、全力で伝わってきました。

 昨年から今年にかけて、こちらのような〝赤身推し〞の店が数々オープン。もはや〝霜降り信仰〞の時代は終わりを迎えつつあるのかもしれません。

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最強トリオ!肉×生卵×タレ

『炭火焼肉 正剛』の「焼きしゃぶ」(1080円)。しっかりと脂ののったバラ肉のコクを引き立てるのは、鰹ダシをくわえた溶き卵。肉の旨みと鰹の風味が相性抜群

 今回の覆面調査では肉、タレに生卵を合わせる手法を取り入れたお店が数多く見られました。

 西日暮里にある『炭火焼肉 正剛(せいごう)』もそのひとつ。

「焼きしゃぶ」(1080円)をお願いすると、肉とともにやってきたのは、黄色い液体。
店員「鰹ダシ入りの卵です」

〝肉番長〞菜々山さんも初体験のようで、さっそくたっぷり浸して食べてみたところ……。
菜「おおっ!」

 卵のコクに、鰹の香りが重なり合い、肉の風味や脂の甘みを、上品に膨らませてくれます。

M「鰹の旨みと風味があることで、肉の味わいがより繊細に感じられますね!」

一同、絶賛。また新たなる焼き肉の楽しみ方を知りました。

 あくまでもこの記事ではほんの一部。詳しくは『おとなの週末』6月号をご覧ください!

<次ページへ続く>

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