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県民に聞いた!ご当地自慢のグルメ・お土産

ご当地自慢 by 白央篤司/2014年8月23日

県民に聞いた!ご当地自慢のグルメ・お土産
第20回

和歌山『じゃばら酒』

 今回は和歌山のリキュールをご紹介します。私も日本各地のお酒をいろいろ飲んできましたが、これほどまでに“すっぱおいしい”味わいは初体験! 柑橘類が好きな方は、どうぞお見逃しなく。

このすっぱさ、クセになる美味しさ!

『じゃばら村』(720ml/1905円 税抜)。“じゃばら”という柑橘類の果汁と日本酒をベースに作られます。
オンザロックがおすすめ!

 紀伊半島から瀬戸内にかけての地域は、柑橘類の豊かな土地。みかん、レモン、ゆず、かぼす、すだちといった様々な柑橘類が栽培されています。そのどれとも違う芳香と、鮮やかな酸味を持つ“じゃばら”。生産地は和歌山県の北山村、年間生産量は約80トンという貴重なくだものです。

 はっきりいって、すっぱい。酸味にパンチがあるんですが、それがただすっぱいだけではなく……香りが上品で、キツさがないんですね。
 皮をある程度材料として混ぜているそうなのですが、その皮の苦みがよいアクセントとなっています。酸味と甘み、苦みのバランスが素晴らしく、驚かされました。

 加工前のじゃばらからは、残留農薬など一切不検出。だからこそ「農薬の心配がない果皮を存分に使うことで、初めて自信を持って引き出せる味わい」なのだそう。販売元の『吉村秀雄商店』はもともと日本酒の蔵元で、『日本城』『車坂』の造り手といえばご存じの人も多いのでは?

 私事ですが、ちょっとこの猛暑に負けて、最近食が細くなっていました。しかしこのじゃばら酒のさわやかな酸味は、実によく食欲を刺激してくれましたよ。食前酒としてもおすすめ。夏にぴったりのお酒なのです!

◎各取扱店ほか、お取り寄せでも楽しめます→『吉村秀雄商店


●文:白央篤司(はくおう あつし)/
東京都出身。フードライター。大学卒業後、編集者を経てフリーに。本誌『故郷レシピ』『死なないレシピ』を始め、食記事・レシピ記事を手掛けつつ、日本酒やアジア料理のイベントを企画している。

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<次ページへ続く>

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