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コンビニでちょい飲み? ミニストップの新業態店

おと週瓦版 完全版
コンビニでちょい飲み?
ミニストップの新業態店

「おとなの週末」10月号の「おと週瓦版」で紹介した、『ミニストップ』の新業態『Cisca』(シスカ)での“ちょい飲み”。本誌では書ききれなかった覆面調査の様子をご紹介します!

コンセント付きの席で“ちょい飲み”ワークもOK

 7月6日に開店した『Cisca 日本橋小舟町店』。『Cisca』とは、コンビニチェーン『ミニストップ』が始めた新業態。「カフェ」、「デリカテッセン」、「グロッサリー専門店」を融合させていて、朝・昼はカフェ、夜はちょい飲みといったニーズに合わせた利用ができる。

 そこで、夜のちょい飲みがどんなものか、平日の夜に足を運んでみた。

『ミニストップ』の新業態ながら、22時で閉店となるこの店。その間際の21時に来たとあって、コーヒーを飲んで休憩(?)しているビジネスマンと、飲み目的で来た中年夫婦がひと組だけしかいなかった。

 店を入って左手には立ち飲みスペースがあり、右手にはテーブル席が少しある。カウンター席は7席。コンセントがあるので、充電できるのはうれしいポイント。ノートPCがあれば、飲みながら仕事できそうだ。

 売り場は、通常のコンビニと同様、弁当があるが、惣菜が多い。特にサラダが多く見えた。そして、缶詰が豊富。定番の安いものより高級志向のものが揃っている。普段なかなか見ないものもあり、思わず品定めをする。

 なぜ迷うかというと、購入した缶詰やソーセージは温めて提供してくれるのだ。家で食べるよりも少し手間をかけてもらえる。そう思うと、ランクの高いものを選びたくなるもの。悩んだ末に選んだ、サラダ2品と霧島黒豚の角煮の缶詰を手にして、レジへ向かった。

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温められたプレミアムな缶詰に感動

 レジで、15時から注文できる生ビール(ハートランド!)をお願いし、悩んだ末に選んだおつまみとともに会計を済ませ、席に戻った。

 サラダや缶詰はそれぞれ器に移し替えてきてくれるようだ。生ビールとともに提供されるのを待つ。

 程なくして、購入した商品がやってきた。木目の器に移されたそれらは、コンビニの惣菜や缶詰のものとは思えない。ワンランク上の家飲みのようだ。

左上から時計回りに、「缶つまプレミアム 霧島 黒豚角煮」(864円)、ハートランド生(400円)、「アンチョビポテトサラダ」(160円)、「ごぼうと根菜のサラダ」(298円)

 気になる味は、「ごぼうと根菜のサラダ」はその名の通り、ごぼうと根菜の食感が楽しく、根菜好きにはたまらない。あっさりした味付けなのも良かった。

「アンチョビポテトサラダ」は、少し濃いめの味。アンチョビの塩気がほんのり。玉ねぎの刻んだ食感が小気味良い。ただ、正直どちらもコンビニの味。感動的な旨さはないが、値段を考えればお得といえる。

 そして、迷った末に選んだプレミアムな缶詰「霧島 黒豚角煮」をいただく。甘いタレにつけこまれ、肉も柔らかい。温かさも程よく、温めサービスのありがたさを感じた瞬間だった。

 まあ、1缶864円もするんだから、美味しくないとショックである。恐るべし高級缶詰。

とここまで、楽しく“ちょい飲み”をしていたが、あることに気づく。惣菜だけじゃない、ナイトメニューもあるんだった! ということで、再度レジで注文することにした。

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ナイトメニューに大きな感動はなし

 ナイトメニューは、生ビールと同じく15時から注文できるもの。3種類のアヒージョとトッポギ炒め(598円)の全4品がある。注文したのは、「広島産かきのアヒージョ」。少し時間がかかるとスタッフに言われ、それなりに待つ覚悟を決めた。

左が「広島産かきのアヒージョ」(698円)、右は2杯めの「ハートランド生」。ちなみに、生ビールは気まぐれハッピーアワーで298円で提供されることもあるようだ。

 しかし、5分くらいで提供された。これは、うれしい誤算だ。牡蠣は小ぶりだが、7個入っている。メニューにはピリ辛と書かれていたものの、少し辛さが足りない。ならばと唐辛子をしがみ、辛さを楽しんだ。

 油多めのオイリーな感じで、可もなく不可もなくという印象だった。広島産とはいえ、シーズンではないにせよ、牡蠣の身の大きさを考えると、値段も少し高いように感じた。

 ただ、スタッフの丁寧な接客・サービスが印象に残った。店の爽やかさはちょい飲みよりカフェ、雰囲気は男性より女性を意識しているからこそ、丁寧だったのかもしれない。

 さて、『Cisca』は22時に閉店することを考えても、最早コンビニとは言えません。コーヒーやスムージーもあるので、ちょい飲みより、ちょいカフェとして使うのがベストだろう。


本記事のショート版も掲載、「おとなの週末」10月号はこちらをチェック→最新号の目次

2015年9月15日公開 

取材・文/戎 誠輝

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