Web Original

リンガーハット浅草店でちょい飲みしてきた

おと週瓦版 完全版
リンガーハット浅草駅前店でちょい飲みしてきた

「おとなの週末」9月号の「おと週瓦版」で紹介した、リンガーハット浅草駅前店の“ちょい飲み”。本誌では書ききれなかった覆面調査のホントのところをご紹介します!

16時から楽しめる隠れ“ちょい飲み”店

 大手ちゃんぽんチェーン『リンガーハット』の浅草駅前店が、16時から2階で「ちゃんぽん酒場」として、居酒屋メニューの提供を開始。早速、足を運んでみた。

 とある平日の18時半ごろに入店。スタッフに「カウンターへどうぞ」と言われたが、ここは1階。「すみません、居酒屋は……?」と恐る恐る聞くと、2階へ案内してくれた。

 すでにビジネスマン3名が楽しそうに飲んでいる。先客はそのグループだけ。1階のリンガーハットはほぼ満席状態だった。ここでちょい飲みできることはあまり知られていないのだろうか。

 カウンター席に座った。目の前はスタッフではなく壁。小心者の自分には、かえっていい。誰の目も気にせず、淡々と飲めるからだ。

 窓からは東京スカイツリーが見える。といっても、木があるのでちょろっとしか見えないが。
早速、ビールをいただこうとしよう。生は290円で安かったが、メニュー表に載っていたスカイツリージョッキの生(634ml)を見た瞬間、ちょい飲みから路線変更。一杯550円するけど、これが飲みたい!

<次ページへ続く>

どこか物足りなさを感じるメニューの数々

「スカイツリージョッキ生」(634ml/550円)<左>「【長崎名物】角煮」(390円)<右>

 どでかいスカイツリージョッキが目の前にやってきた。心の中で乾杯をし、グビッ。30度超えの猛暑日にきく〜っ! その余韻を残したまま、「角煮」を注文。「ちゃんぽん酒場」だけに、長崎名物と名のつくものを無視できません。

 角煮は、厚みはあるが肉汁ジュワーッというより、パサッとした仕上がり。脂が少なくていいが、どこか物足りなかった。

 さらに、野菜を豚肉で巻いた焼き串からアスパラとみょうがをチョイス。各種1本180円で、3本頼めば500円とお得だが、ボリュームがわからなかったので、2本にした。

 串が運ばれる際、コショウがフワッと鼻に入り、むせそうになる。コショウの振りすぎでは? そして、サイズも小さい。

野菜豚焼き串の「アスパラ」と「みょうが」(各180円)

 これはコスパが低いぞ……と思いながら食べると、意外にも豚が肉厚で食べ応えあり。野菜の食感も楽しい。ミョウガは口のなかで風味が広がって爽やかだったが……、これで180円はちょっと高いか。

<次ページへ続く>

思わぬ遭遇! 変わり餃子に舌鼓

 スカイツリーサイズのジョッキだったので、一杯でほろ酔い気分になる。その勢いで、「フリージングハイボール」と、メニューに「定番」と書かれていた「ぎょうざ」を2種類追加。

「ぎょうざ」は5種類あったが、とくに惹かれたのが「つぶあんぎょうざ」。酒を飲んでいるときに甘いものを頼むなんて、と思うかもしれないが、それは重々承知の上。好奇心が上まわっての注文だ。

左から「つぶあんぎょうざ」(270円)、「フリージングハイボール」(350円)、「ぎょうざ」(150円)

「ぎょうざ」も焼き串同様小ぶりで、ペロリと平らげた。パリッ、サクッとした皮の食感が心地よく悪くない。これで3個150円は安い!

 続いて、気になっていた「つぶあんぎょうざ」。見た目からして餡のぎっしり感が伝わってくるが、それが吉と出るか、凶と出るか。

 ひと口でパクッといただくと……、おぉ、餡の甘さとパリッとした皮が合う。これは、今日イチの美味しさ。少しグロめの見た目とは裏腹に旨い! そんなに甘くて酒と合うのかって? まあ、それは一旦横に置いときましょう。つまみではなく、むしろデザートとして食べたいかもしれない。

<次ページへ続く>

〆はやっぱり「ちゃんぽん」

 最後は、やっぱり『リンガーハット』らしく、ちゃんぽんで〆るとしよう。メニューにキッチリ「〆のちゃんぽん」が用意されている。

 ちゃんぽんは、通常よりかなり小さめの小鉢に入ってお出まし。

「〆のちゃんぽん」(500円)

 その名の通り、〆を意識しているのだろう。なんと、梅干しがのっていた。この梅がいい味を出している。酸味が体に優しく、いささか飲み過ぎた自分の身体にスープがスッと入ってきた。まさに、〆にピッタリで満足できた。

 量が少ないという方は、1階で扱っている通常の『リンガーハット』メニューも注文できるので、ガッツリ食べたい人はそちらをどうぞ。

 店の雰囲気としては、大衆酒場を意識してか、昭和の楽曲が流れていたのが印象的だった。個人的には、ひとりでしみじみ酒を飲んでいるときのBGMとして最適だったりする。『め組のひと』が流れてきたときは、心の中で「めっ」なんて歌ったりなんかして。

「ちゃんぽん酒場」、他の“ちょい飲み”と比べるとお値段は少し高めの印象だったが、トータルで楽しめた。機会があれば、ぜひトライしてみてほしい。


本記事のショート版も掲載、「おとなの週末」9月号はこちらをチェック→最新号の目次

2015年8月12日公開 

取材・文/戎 誠輝

<次ページへ続く>

1 2 3 4 5

関連書籍

  • 個室で大切な人と“おもてなし”レストラン
  • 最後の築地
  • ひと味違う 中華街&横浜
  • 大東京23区散歩
  • とっておきの銀座
  • 口福三昧
  • 最強の麺 219軒
  • お値打ちの三ツ星店
  • 移民の宴
  • 綾小路きみまろ公式ファンブック
更新情報
2019/03/14
「最新号の目次」を3月15日発売の4月号に更新しました!
2019/02/23
3月号P36の「ほりうち」の「おとなの週末を見た!」で半熟玉子無料は「納豆らぁめん」注文時に対象となります。
2019/02/14
「最新号の目次」を2月15日発売の3月号に更新しました!
おとなの週末 Select

人気の特集だけを、
電子版限定でセレクトしました

おとなの週末公式アカウントはこちら
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE