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サバジェンヌが行く!

サバジェンヌが行く! 第17回
驚きの「もちブリ」食感
清水さばを食べ尽くす

 前回に続き、高知県が誇るブランドサバ「清水さば」を食べまくり! 全さば連(全日本さば連合会)サバジェンヌ池田がレポートします。サバファンなら、見逃せない情報もありますよ。

清水さばのすごさを再認識した「サバのたたき」

『お食事処 あしずり』の「清水さばの塩たたき」(700円)。たっぷりの玉ネギやニンニクと一緒にどうぞ

居酒屋『魚田』の次に訪れたのは『お食事処 あしずり』。県外からも清水さばを目当てに訪れるお客さんが多いという。お店のご主人・穂崎忠さんも「清水さばの食感はたまらない魅力です」と語る。

まずは「清水さばの塩たたき」(700円)。高知ならではの「たたき」調理だ。サバに塩をふって炙り、玉ネギ、細ネギ、ニンニクなどたっぷりの薬味とともにいただく。

うーん。こんがり炙ったサバは旨みがギュッと凝縮。香ばしさとともに、とろけてブリッとくるサバを薬味でさわやかに堪能。もう塩だけで十分! よくよく考えてみてください。サバの刺身を塩で食べるって、そうそうないですよ。考えてみたら、これって「生の塩サバ」ですよ。清水さばはすごい。すごすぎる。

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オリジナリティが止まらないメニューに感激

「ごまさば」(700円)。たっぷりのごま油で食べる斬新なメニューは、清水さばだからこそ。サバファンに絶対トライすることを強くおすすめします!!

そして清水さばのポテンシャルの凄さを見せつけられるのが、その名も「ごまさば」(700円)。穂崎さんが、清水さばならではの「食感」を活かして作り上げたメニューだ。福岡の郷土料理「ごまさば」ではない。清水さばの刺身を塩、ごま油、すりごまで味わう一品である。

そうです。サバを「レバ刺し風」に食べるんです! 普通のサバの刺身で作るなら相当チャレンジングなメニューだが、さわやかな脂ノリと歯ごたえのある清水さばなら、“サバのレバ刺しバージョン”もバッチリ。サバの甘みが、ごま油でさらに引き出されて絶品。完璧にレバ刺し越え!!

こちらでは、はらんぼは「清水さばのはらんぼ焼き」(400円)で登場。ニンニク醤油に漬け込んで、こんがり焼いたサバは、チキンのよう!! ビールを持ってこい、ビール、ビール!!

「清水サバのはらんぼ焼き」(400円)。見よ、このかぶりつきたくなるほどのこんがり感。甘辛いパンチの効いた味わいはビールをエンドレスに飲めるはず!

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丼で食べてもやっぱり旨~い♪

「土佐の清水さばぶっかけ丼」(1300円)。『黒潮足摺市場』のレストランはオーシャンビュー! 素晴らしい眺めとともにサバビアンなひとときを

清水さばを丼で味わうために向かったのは『土佐清水さかなセンター 黒潮足摺市場』。地元の新鮮な海の幸が揃う市場内のレストランで楽しめるのが「土佐の清水さばぶっかけ丼」(1300円)。

ごはんの上に、活きのいい清水さばの刺身をのせ、コクがある宗田節を使った特製のダシ醤油をタラリ。さらにコク旨になった清水さばと白ご飯をワシワシ楽しんだら、今度はお茶をかけてサラサラッと「お茶漬け風」に。身に少し火が通った塩梅の刺身もまた旨し。そしてサバのダシが染み出た汁もまた旨し!

レストランでは、「土佐の清水さば刺身定食」(1850円)や、1日5食限定の「さばしゃぶ」(1800円。1月後半まで)も楽しめる。さっと火を通した「さばしゃぶ」は大人気。お見逃しなく!

テイクアウトにオススメの「さばぁーがー」

『久松製パン所ポミエ』の「さばぁーがー」(260円)。こんがり揚がった清水さばも美味しい!

清水さばをテイクアウトで楽しむなら『久松製パン所ポミエ』の「さばぁーがー」(260円)。清水さばをカラッと揚げ、醤油、ニンニク、しょうがを効かせたタレにくぐらせてトマト、レタス、自家製ピクルス入りのタルタルソースと一緒に、胚芽入りバンズにサンド。酸味のあるタルタルと、豊かな風味のバンズ、ほどよい甘辛さのサバのから揚げがピタリとハマって大満足! 土佐清水が生んだ偉人・ジョン万次郎も大喜びする味わいだ(たぶん)。

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市長がデザイン! サバファン必携のTシャツ

「土佐の清水さば漁師漬け」(5袋セット4200円)。丼にせずに、そのまま食べてももちろん美味しい。『黒潮足摺市場』でも販売

土佐清水に今すぐ行きたい! でも行けない! と涙するサバファンのみなさんにはお取り寄せで楽しめる清水さばグルメを紹介しておこう。

「土佐清水元気プロジェクト」が販売する「土佐の清水さば漁師漬け」(5袋セット4200円)は、清水さばを厳選した醤油ベースの特製タレと合わせ、急速凍結。解凍してごはんにのせれば、新鮮な「清水さば漬け丼」の完成! とろけるような清水さばの“生の美味しさ”を、我が家で堪能できる優れモノ。「お湯をかけて、ダシ茶漬けにしても美味しいですよ」と土佐清水元気プロジェクトの徳村佳代さん。

じつはもうひとつ、土佐清水元気プロジェクトの人気サバ商品がある。それは「サバT」。清水さばをあしらった、カラフルなTシャツで「夏場の土佐清水じゃ、定番アイテム!」(漁協のみなさん)らしい。なんとイラストを描いたのは泥谷光信土佐清水市長!
Tシャツに描かれた5匹のサバのうち1匹は居眠りしたり、笑ったり。そのキュートさがウケて売り切れになるほど大人気。毎年バックのデザインが変わるので、コレクションする人もいるほどだ。ぜひサバT着用でテンションをあげて、土佐清水の「清水さばグルメ」全制覇を!

「サバT」(1950円~)。海の駅「あしずり」、道の駅「めじかの里」などで販売

新鮮な清水さばを食べに、ぜひとも土佐清水へ向かっていただきたいが朗報がある。2月21日(土)に行われる、全さば連のイベント「鯖ナイト」では清水さばをフィーチャー(場所など詳細は決定次第、全さば連HPで告知)。なんと、最も美味しいとされる「締めてから12時間以内」の刺身を食べてもらうために、土佐清水→東京へ究極の“サバダッシュ”が決定! 驚きの新食感に出合えるチャンスだ。食せば、サバファンは土佐清水に向かうしかないとおそらく決意すること間違いなし!

3月8日には、清水さばグルメを楽しめる「土佐清水漁師の元気祭り」も開催される。恒例の「清水さば丼の早食い競争」もありますよ! ぜひ来年は、高知の“さば遍路”へ旅立ってくださいね!

■お食事処 あしずり
住所:高知県土佐清水市元町3-15/電話番号:0880-82-0825/営業時間
:11時~14時、16~20時/休み:不定休

■土佐清水さかなセンター足摺黒潮市場
住所:高知県土佐清水市清水932-5/電話番号:0880-83-0151/営業時間:
直販コーナー8時~16時、レストラン11時~14時L.O./休み:無休

■久松製パン所 ポミエ
住所:高知県土佐清水市天神町1-16/電話番号:0880-82-0143/営業時間:7時~19時/休み:日曜

■土佐清水元気プロジェクト
電話番号:0880-83-4100

2015年1月8日公開

●池田陽子(いけだ ようこ)/
サバを楽しみ、サバカルチャーを発信し、サバで日本各地との交流をはかることを趣旨に活動し、イベント「鯖ナイト」を実施する「全さば連」(全日本さば連合会)広報担当「サバジェンヌ」。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。本誌では「元気になる若返り薬膳」を連載。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)。


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・「「サバジェンヌが行く!」一覧

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