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撮り鉄の「食」の思い出(6) 「シカ肉スープカレー」道北の石北本線(の近く)で、ジビエの車内食/2017年撮影

撮り鉄の「食」の思い出(6) 「シカ肉スープカレー」道北の石北本線(の近く)で、ジビエの車内食/2017年撮影

 今回は、旭川駅(正確には新旭川駅)と網走駅を結ぶ石北本線(せきほくほんせん)に撮影に来ました。目的は今年4月のダイヤ改正で走り始めた特急大雪。でも天候がイマイチで、列車の撮影を早めに切り上げてゆっくりと車内調理。食材はジビエの鹿肉です……。

perm_media 《画像ギャラリー》撮り鉄の「食」の思い出(6) 「シカ肉スープカレー」道北の石北本線(の近く)で、ジビエの車内食/2017年撮影の画像をチェック! navigate_next

「シカ肉スープカレー」道北の石北本線(の近く)で、ジビエを仕入れて車内食/2017年撮影

 天候がイマイチで、列車の撮影を早めに切り上げてゆっくりと車内調理。食材はジビエの鹿肉、それはそれはおいしい車内食でした……。


 今回は、旭川駅(正確には新旭川駅)と網走駅を結ぶ石北本線(せきほくほんせん)に撮影に来ました。

 目的は今年4月のダイヤ改正で走り始めた特急大雪です。

 実はこの列車は、昔走っていた特急の名前で、懐かしいヘッドマークもそのままに復活しました。

 もうひとつの目的はこの時期に走る、通称「タマネギ列車」の撮影です。とにかく広い北見のタマネギ畑で収穫が始まると、普段は貨物列車が走らない石北本線に臨時の貨物列車が走り、大量のコンテナに詰め込まれたタマネギが運ばれます。これが走り出すと全国各地に北海道産のタマネギがどんどん送り届けられるわけですね。

 赤い機関車が貨物の前後に付いて、2両で走る姿がカッコよく、ファンの多い列車です

 夏になると北海道で撮影することが多いのですが、今年の北海道は、どうにも天気が悪いです。やはり夏の北海道の写真は「晴れ」が命、何日も晴れるのを待つことになります。
 もちろん日中は撮影するのですが、やはり気分は低め、むしろ温泉や車中泊での食事に気分が向いてしまいます。


 夕食の準備で遠軽町のスーパーに立ち寄ると「鹿肉」が70%引き!! 

 100g298円で227g税込730円のモモが219円です! これは買いだ!

 ジビエ特有の赤い見た目から少々のクセも覚悟して、いろいろな味付けを考えていました。ところが試しに塩コショウで食べたらばっちり! 深い味わいで大満足でした。

 実は学生のころに初めて鹿肉の焼肉を食べたのですが、これがもう、なんとも言えない味でして……。ジンギスカンの味付けでもギブアップで、ものすごいことになっていました。

 猟師さんが撃ったまま血抜きに失敗するとこうなるそうです。

 今回の鹿肉売り場の説明では、生け捕りにしたエゾシカの中から子どもを生んでいないメスを選び、肥育(おいしい餌でおいしく育てる)して、しっかり処理した肉だそうです。なるほどおいしい訳です。

 翌日も天気がイマイチ。

 早々に撮影を切り上げて昨日のスーパーへ向かいます。今日は鹿肉のロース肉が50%引き。

 当然購入です。

 タマネギ列車にも乗っている新タマネギをはじめ、北海道産の野菜をたっぷりと買い込んでスープカレーに挑戦しました。

 塩コショウした鹿肉とタマネギを炒めて、ざく切りキャベツとニンジンを足してじっくり煮込みます。
 ジャガイモ、ピーマン、かぼちゃ、ブロッコリー、ズッキーニ、ナスは多めのオリーブオイルで揚げ焼きにして盛り付けます。調理時間約2時間、車内料理としては、かなり長い時間です。

 軽めに焼いた肉もおいしかったのですが、煮込むとジビエらしい肉の強さが出て、カレーに負けない味になりました。



 北海道の夏野菜もおいしくて、ほんの少しだけ悪天候に感謝……でも明日は晴れて……ほしい。(けど、翌日も曇りでした……)


夏の石北本線、撮影目的のひとつ、名前が復活した特急「大雪」、懐かしいヘッドマークで走る。

もうひとつの目的は、通称「タマネギ列車」。
北見のタマネギの収穫がピークになると走り始める列車だ。ディーゼル機関車が前後に付いて走る。

とにかく北海道ではエゾシカを良く見かける。道路沿いや線路沿いなどの草を食んでいる。

元スーパーで買った鹿肉と地元野菜(ズッキーニとなすを入れ忘れて撮りました/笑)。

鹿肉とタマネギをいためて

キャベツ、にんじんを加えてにじっくり煮込み、スープカレーのルーを投入!

北海道夏野菜は、多めの油で揚げ焼きにする(かぼちゃ、少し焦がしました……)。

おいしい鹿肉と北海道夏野菜のスープカレーが完成です!




佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”。初めて鉄道写真を撮った小学生のころから約50年。鉄道カメラマンなのに、列車に乗ると走るシーンを撮影しにくいので、撮影の8割はクルマで移動。そんなワケで1年のかなりの期間をクルマで生活しています。ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。


 主な著作に「富士鉄」(講談社)「新幹線ぴあ」(ぴあMOOK)「鉄道ムービー入門」(玄光社)「ひつじがすき」(山と溪谷社)など多数、映像集に「感動の美景鉄道」(MAXAM)「日本の新幹線・特急」(シンフォレスト)など、担当番組に「素晴らしき日本・鉄道の旅」(BS-TBS)など

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
佐々倉実@おとなの週末

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

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