1年のうち9カ月間という長いシーズンを戦う女子プロゴルファー。そのほとんどが旅の空にありますが、時には息抜きも必要です。試合と試合の合間に、そしてオフシーズンに。おいしいものを食べたり、趣味にどっぷり浸ったりする時間は、次への活力につながります。今回は、2021年宮里藍サントリーレディスオープンで4年ぶりのツアー2勝目を挙げた青木瀬令奈さんが訪れる東京都内の素敵なレストランを紹介します。
画像ギャラリー女子プロたちをまとめるムードメーカー、宝塚OGに間違われることも!
青木瀬令奈さんは、プロたちをまとめるプレーヤーズ委員長も務めるムードメーカーです。趣味の一つが宝塚鑑賞。その待ち時間に訪れることが多いのが、東京ミッドタウン日比谷の『ブヴェット(Buvette)』。おいしいフードに舌鼓を打ちながら、観劇前の興奮に身を任せます。
「チケットを受け取ってから開場までの間によく行きますね」。コロナ禍では、なかなか観劇もままなりませんが、それまではシーズン中でもスケジュールを調整して舞台に足を運んでいました。
同い年の成田美寿々プロと一緒のことも多く、2人とも気合の入った観劇スタイル。時にはOGと間違われ周囲に振り向かれることもあるほどだと言います。
東京ミッドタウン日比谷のレストラン『Buvette』 お気に入りは「クロックマダム」
東京宝塚劇場からほど近い『ブヴェット』は、オーナーシェフのジョディ・ウイリアムズさんが、2011年にニューヨークで始めた『ガストロテック(Gastrotheque)』のお店。ニューヨークや東京のほか、パリやロンドンなどにもあります。『ガストロテック』は、ウイリアムズさんの造語で、朝から晩まで一日を通して食べたり飲んだりできる喜び、場所・環境を表しているそうです。
その名の通り、朝から晩まで営業しており、観劇前のように、時間が限られる場合にもピッタリです。
青木さんのお気に入りは、「クロックマダム」(1870円)。クロックムッシュに目玉焼きとプロシュートがトッピングされて、ほどよいボリュームのオシャレなメニューです。
カジュアルなワインバーと古き良き時代のヨーロッパのカフェの融合をコンセプトにした趣ある店内は、アンティークの家具や調度品が温かい雰囲気を醸し出しています。観劇への期待を膨らませながらのひと時もまた、忙しい日々の潤いになっているのかもしれません。
推しは「芹香斗亜」
宝塚ファンの青木さんの“推し”は、宙(そら)組の芹香斗亜(せりか・とあ)さん。元プロ野球選手で投手として活躍した山沖之彦さんと、元宝塚の白川亜樹さんのお嬢さんで『キキ』の愛称で呼ばれている人気の男役です。
SNSなどで、いわゆる“宝塚ポーズ”での写真も披露しているほどの”ヅカフリーク”青木さんが、ホッとできる”ハートめし”。以前のように気軽に観劇したり、会食したりできる日が戻って来たら、大切な時間を過ごす場所は決まっています。
「Buvette」の店舗情報
[住所] 東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1階
[電話] 03-6273-3193
[営業時間]※現在は一時的に変更しており、11時~22時(月~木)、11時~23時(金)、9時~23時(土)、9時~22時(日)。通常は、8時~23時半(月~金)、9時~23時半(土日祝)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で、営業時間は異なる場合があります。事前にお店にご確認ください。
[休日]施設の休みに準じる
[交通] 地下鉄日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線日比谷駅に直結、地下鉄有楽町線有楽町駅から徒歩4分、地下鉄丸ノ内線・日比谷線銀座駅から徒歩5分、JR山手線・京浜東北線有楽町駅から徒歩5分
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