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満吉(まんきち)くんは、各時代で話題となった存在と、時空を超えて交流できるという特殊な能力を持つ猫。この愛くるしいキャラクターの生みの親、マルチクリエイターの江戸家猫ハッピーさんが、満吉くんを主人公にした漫画で心が和らぐ物語を紡ぎます。第2回は、「シーモンキー」編です。

【シーモンキーの巻】

※漫画は、画像ギャラリーでもご覧になれます

本当の名前は「アルテミア」

身をよじらせ、体の両脇の繊毛のような部位をゆらゆらと動かしなしながら、水中を泳ぐ小さな生き物。何と形容してよいのでしょう。エビの幼生のようでもり、プランクトンのようでもあり。体長は、1cmほど。手軽に自宅で飼育できる観賞用の水生小動物として、昭和40年代に一世を風靡したのが「シーモンキー」です。

「水に卵を入れると生まれてくる不思議なペット『シーモンキー』発売」。ジグソーパズルや手品用品などで有名な「テンヨー」(東京都江東区)のホームページにある会社案内には、年表の1971年5月に、左記の一文が載っています。

もともとアメリカ発の“商品”で、「シーモンキー」は商品名だったとのこと。本来の名称は、「アルテミア」です。観賞用以外にも、「ヨーロッパ・アメリカなどの塩湖に生息。卵が乾燥によく耐え、飼育しやすいことから、魚類の餌として利用される」(デジタル大辞泉)といいます。

今も購入できる「生きた化石」

漫画誌に、通信販売の広告が載ったことなどもあり、子どもを中心にブームが起こります。記憶に残っている中高年の人は少なくないでしょう。最初の発売から半世紀が経ちましたが、実は今も、購入することができます。現在は、玩具や映像・音楽ソフト、アミューズメント関連商品などを扱う「ハピネット」(東京都台東区)から「シーモンキーズ」として販売されています。

「シーモンキーは数億年前から存在し、その卵は何年も何十年も卵の状態で生き続ける奇跡の生き物です!水を与えるだけでふ化して育つので、タイムカプセルで眠りながら未来へと旅をする『タイムトラベラー』とか『生きた化石』とも呼ばれていたすごい生き物なのです!」(ハピネットのホームページより)

発売年にタイムトリップした満吉くんと、シーモンキーの交流を、漫画でお楽しみください。

1971年の主な出来事は、海外ではニクソン米大統領が発表した新経済政策による「ドルショック」、国内では世界発のカップ麺「カップヌードル」(日清食品、発売50周年の2021年には世界累計販売500億食を達成)の発売など。今も、多くの人に愛される人気アニメ「ルパン三世」の最初のTVシリーズが始まったのも、この年でした。

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江戸家猫ハッピー(Edoya Nekoh...
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