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満吉(まんきち)くんは、各時代で話題となった存在と、時空を超えて交流できるという特殊な能力を持つ猫。この愛くるしいキャラクターの生みの親、マルチクリエイターの江戸家猫ハッピーさんが、満吉くんを主人公にした漫画で心が和らぐ物語を紡ぎます。第5回は、「コアラ」編です。

【コアラの巻】

※漫画は、画像ギャラリーでもご覧になれます

1984年にオーストラリアから初来日

満吉くんが、今回会いに行くのは、コアラです。空間を越えて生息地のオーストラリアに向かったはずが、そこは日本。しかし、現代ではなく、1984年でした。なぜでしょう?

実は、コアラが初めて日本にやってきたのがこの年だったのです。10月25日、友好親善の使節として、オス6頭が成田空港に到着。東京・多摩動物公園、名古屋・東山動物園、鹿児島・平川動物公園の3園に2頭ずつ送られ、翌月から一般公開が始まって日本に一大ブームが起こります。

当時のニュース映像を見ると、東山動物園のコアラ舎の前には、大勢の来園者が押し寄せ、愛くるしい一挙手一投足を見つめている様子が記録されています。東山動物園では、4カ月で100万人がコアラ舎を訪れたといいます。

ギネス級の長寿

コアラは、体長が60~80cm程度。夜行性で木の上に住んでいます。ご存知のように、ほぼユーカリの葉しか食べないユニークな動物です。

初来日後、新たに来たり、繁殖が進んだりして、国内の飼育頭数は増えていきました。2007年末時点のデータですが、海外から計63頭がやって来て、繁殖数は197頭にも上ったといいます。

2005年2月25日には、「ギネス級の長寿コアラ死ぬ」というニュースが報じられました。初来日して多摩動物公園で飼育されていた2頭のうちの「タムタム」のことで、22歳でした。老衰です。通常、コアラの寿命は15年程度といわれていますが、日本で最長寿だったとのことです。

1984年の主な出来事は、海外では米アップルコンピュータがパソコン「Macintosh(マッキントッシュ)」を発売、国内では衛星放送の試験放送開始など。満吉くんの第1回で取り上げたエリマキトカゲブームも、今も人気のお菓子「ロッテ コアラのマーチ」が発売されたのも、この年でした。

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江戸家猫ハッピー(Edoya Nekoh...
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