千葉・いすみ市の話題の一棟貸しコテージでサマーキャンプを満喫 SUP、フォイルサーフィンを川で体験!

SUPにチャレンジ

必死になにかに挑む“おとなのサマーキャンプ”をこの夏に提案します。千葉県いすみ市の一棟貸しコテージ「by the river Isumi」を拠点に、夏の大冒険を楽しもう! 拠点となるのはリバーサイドのコテージ、オーナー自…

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必死になにかに挑む“おとなのサマーキャンプ”をこの夏に提案します。千葉県いすみ市の一棟貸しコテージ「by the river Isumi」を拠点に、夏の大冒険を楽しもう!

拠点となるのはリバーサイドのコテージ、オーナー自ら「いすみライフ」をナビゲート

東京オリンピックでサーフィン競技の会場になった上総一ノ宮のビーチからも車で約10分の距離、ゆったりとした夷隅(いすみ)川が目の前に広がる一棟貸しコテージ「by the river Isumi」が今回の基地。4台分の駐車スペースがあるのでそれぞれ車で集合してもいいし、外房線太東駅からもすぐという好立地なので電車でも。都心から1時間弱でアクセスできる大自然なのだ。

サマーキャンプの基地として最適な川沿い、ビーチにも近い一棟貸しのコテージ「by the river Isumi」
広々としたデッキからSUPやカヤックでそのまま川にアクセスできる

コテージはリビング、寝室、キッチン、バスルーム全てにピクチャーウィンドウがあるリバービューで、広々としたデッキがアウトドアリビングとなり、自然と触れ合える設計。洗練された家具でコーディネイトされた空間はおしゃれなサーフショップやカフェのようだ。川や海ではアクティブに、オフはラグジュアリーに、という大人のサマーキャンプに最適な環境だ。

コテージの前の川
バスルームもリバービュー
リビングもリバービュー

実はこのコテージは日本のサーフカルチャーをけん引してきたサーフユナイテッド株式会社が運営。サーフショップ「TED SURF」を創業したレジェンドサーファーの阿出川輝雄を父に持ち、生活の中心は海という環境で育った2代目の阿出川潤オーナーは、カイトサーフィンやSUP(サップ)、フォイルサーフィンなど、様々なアクティビティを広める国内でも数少ない「オーシャニスト」。パタゴニアのサーフアンバサダーとして世界各国のオーシャンライフを発信する活動もしている。

オーシャニストとしていすみ市から発信する阿出川潤オーナーと奥さま。一家で住まう家もコテージのすぐそば

「by the river Isumi」では阿出川オーナーが滞在中のオーシャンライフを導くコンシェルジュ。例えばSUPスクール、サーフィンスクールはオーナー自らがレクチャーしてくれるセミプライベートレッスンも可能なのだ。「一番いいスポット、風、タイミングを見極めてガイドし、海や川と一体化する瞬間を味わってほしいんです」と阿出川オーナーは語る。新しい扉を開く後押しをする、頼りになるアニキなのだ。

デッキからアクセスし、SUPでGO!川の上をすいすい進み、体幹強化

1日目は目の前の川でチャレンジするSUP。ライターとしてなんどもSUPに関する記事を書いてきたのだが、実は私、実際に体験するのは初めて。体幹が鍛えられるらしいことは知っていたけれど、正直、水の上にぷかぷか浮かぶだけでなにが楽しいのだろうと懐疑的だった。ライフジャケットを身に着け、パドルの扱い方のレクチャーを受け、コテージに連結したデッキからそのまま川へ!

ボディボードよりもかなり大きい、浮力のあるボードなので、意外と立つのは簡単。だが少し進み、ちょっと気が緩むとぐらつく。一度、水中にどぼんと転ぶと、なにかがふっきれるのか、怖いものがなくなり大胆に動けるように。この「どぼん」が気持ちいい!

パドルの操作法を学んで、目の前の川へ
すいすいと移動できるのが爽快

自分の生きたい方向へパドルで漕ぎ、進めるようになると、なにか別の生物になったような気分に。「そうそう、膝の関節の上下運動を利用するといいですよ」「SUPの才能、開眼しましたね!」と阿出川オーナーは乗せ上手。海に近い、流れがゆったりとした川なので、水面も穏やかで、ビギナーにはちょうどいい。お腹周りにも程よい緊張感があり、体幹を鍛えている手ごたえあり。

リバーサイドにあるバレルサウナには入り放題
水風呂で整おう

川遊びのあとのだるさも心地よい。デッキにはバレルサウナもあり、流れる川を眺めながらの水風呂で整える。夕陽で空が色づくとドラマチックな光景に。広いデッキではBBQも楽しめるので、近隣の直売所やスーパーマーケットで見つけたシーフード、野菜など旬の味覚を味わいたい。骨付きの肉や串にかぶりつけば、腕白な夏休みになるだろう。名店のテイクアウトやケータリングなど、地元のグルメ情報も阿出川社長が教えてくれる。

マウイ発のフォイルサーフィンに挑戦

2日目はいよいよ、フォイルサーフィンに挑戦。サイトをみるとやたらスリリングな映像が多く、こんなに過激なアクティビティに挑むのか、とどきまぎ。マウイ島で広まり、ハワイのサーファーの間でも注目されているフォイルサーフィン。ハイドロフォイル=水中翼を板に取り付け、その揚力により水上から板が浮く。つまり魔法のカーペットに乗っているような状態を楽しめるのだ。通常のサーフィンと違い、波がなくても前に進むことができることも特長。まだ日本で体験できるスポットは限られているそう。

フォイルサーフィン
水中翼の揚力により宙に浮きながら進む

今回は水上バイクでけん引してもらうため、近くのマリーナ前でレッスン。ボディボードにフォイルを取り付け、安定しやすい膝立ちで挑戦する。阿出川オーナーのレクチャーを受け、参加者がひとりずつ水上へ。正座から膝で立つことさえ恐る恐るだけれど、昨日のSUPで体幹を意識して立つことを習ったせいか、慣れるにつれて水上での姿勢をキープし、ひっぱられるスピードを楽しめるようになってきた。すると体がふわっと浮く状態に! 「そうそう、そのまま左ひざに力を乗せて、すこし状態を前傾させて!」と阿出川コーチの激が。これか! 水面がすこし遠くに感じる。空中を自分の意志で進む今までに体験したことがない感覚。

ふわっと浮く感覚

フォイルサーフィンレッスンはかなり体力を要するが、サーフィン未体験者でも、その感覚を味わえることが判明した。交代で水上バイクに同乗し、他の人へのアドバイスを聞けたのも、コツをつかみやすかった理由だろう。

この歳で未知のことに挑めること、そして挑戦したいという気持ちになれるとは。次はサーフィンにもチャレンジしたくなってきた! ちなみにサーフィンはすこし暑さが落ち着き、海水浴客も少なくなった夏の終わりに挑戦するのがおすすめだそう。

この達成感を得ただけでも、大人のサマーキャンプの価値あり。まずは体力づくりから始めるか、という次なる目標ができたのがなによりもの収穫だった。

【by the river Isumi】
[住所]千葉県いすみ市岬町椎木820-1
[電話]050-3709-7311
※8月末までオープン記念として、宿代にSUPなどの体験ツアー料金が含まれるキャンペーンを開催
https://www.isumiriver.com/

「by the river Isumi」

文・写真/間庭典子

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