日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
画像ギャラリー日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:うるちまい
うるち米とは、私たちが普段食べている米の名称です。コシヒカリやあきたこまちなどは米の銘柄名で、すべてうるち米に分類されます。
うるち米以外に私たちが口にすることが多いのが「もち米」です。もち米との大きな違いは粘り気の強さです。
もち米に含まれるデンプンはアミロペクチンという加熱すると粘りが出る成分がほぼ100%。いっぽう、うるち米には、アミロースという粘り気の少ないデンプンが20%ほど含まれています。そのため、うるち米は、ふっくら、適度にもちもちとした炊きあがりになるのです。
名前の由来には諸説あります。ひとつは、古代インドの宗教や文学で用いられた言葉であるサンスクリット語という説。稲はサンスクリット語で「vrihi(ウリヒ)」で、それが日本に伝わり「うるち」となったとか。
ほかにも、“うるしね(鞭稲)と呼ばれていたものが「うるし」と略され、それが「うるち」に変わったという説もあります。
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