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白飯史上主義のおっさん女子ですが、どん屋ではとり天ぶっかけがデフォルトで、蕎麦屋では、夏以外のスリーシーズンは天ぷらそばを食すことにしています。 そして、ランチの天ぷらそばに関しては1500円オーバーも辞さないという姿勢を貫いています。 理由は、天ぷらそばのクオリティは値段に比例すると思っているから……。

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吉祥寺で、天ぷらそばLOVE の件

白飯史上主義なのですが、意外に麺類も食べています。
うどん屋では、とり天ぶっかけがデフォルトですが(72回参照)、蕎麦屋では、夏以外のスリーシーズンは天ぷらそばを食すことにしています。
私はランチの天ぷら定食に関して、金に糸目をつけないおっさん女子ですが(115回参照)、実は天ぷらそばに関しても、1500円オーバーも辞さないという姿勢を貫いています。
理由は天ぷらそばのクオリティは、値段に比例すると思っているから。
そこで今回は、吉祥寺の天ぷらそばをご紹介だ!

イラスト/小豆だるま

蕎麦といえば、5色そばで有名な『H』(110回参照)ですが(私は5枚も食べられないので3色そば推し)、ここは天ぷらそばも美味しいです。
ちなみに天ぷらそばは、1500円オーバーだ!
高いぞ!
でも、値段なりの価値があるので、おすすめ。
うどん派の人には、天ぷらうどんもあるよ。
しかし私の天ぷらそばの大本命は、東急吉祥寺デパートのレストラン街にある『神田M』である。
ここの平日の年齢層は高い。
スマホを見つめている人は、ほとんどいません……。
たぶん平均年齢65歳オーバー。
私はここで、オレオレ詐欺の話や、歳をとると首の筋肉が弱る話、寝たきりの話などを盗み聞きしました……。
なんとなく吉祥寺の中華の名店『S』(6回参照)と、お客さんがかぶっている気がします。
店内はすごくまったりしているけど、けっこうキャパがあって平日も絶妙な混み具合。
吉祥寺の人気店だと思います。
本店はもちろん神田。
東京には2店舗しかないのですが、そのうちの1軒が吉祥寺だ!
ここの天ぷらそばは3種類あるのよ。
『小エビ 天ぷらそば』、『大車エビ 天ぷらそば』、『種込み 天ぷらそば』といったラインナップ。
『小エビ 天ぷらそば』は、小エビとはいえ4本も乗っているので正直かなりの満足度ですが、『大車エビ』の場合は、もう天ぷらそばを超満喫! という感じになるので、大車エビを推奨!
『種ごみ』は、海老2本+αですが、盛りだくさん感がほしい人におすすめ。
そばも、つゆも、天ぷらも文句なし。
天ぷらはつゆに浸ってもまったく嫌な感じにならないクオリティです。
消費税増税の余波で値上げがあり、天ぷらそば関係は1500~2000円前後の価格帯になってしまいましたが、おっさん女子的に予算内です。
両店とも年末には、お持ち帰り用の年越しそばの販売があるので(たぶん予約が必要)、地元民的におすすめです。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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