日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ？」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像／おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる？ 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度：★★☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解：おこわ
よくある間違い：ごきょう、おつよ
もち米を蒸した米飯である「おこわ」。赤飯などもおこわのひとつです。漢字で表記するとちょっと食べ物とは思えないような感じですよね？ おこわは、もとは「強飯（こわめし）」と呼ばれていました。
昔はもち米は大変な高級品だったことから、強飯はお祝いなどの特別な日に食べられる縁起物でした。今でも、赤飯など、もち米を使った米飯をお祝いの日に食べるのはその名残りということですね。
とはいえ、強飯を食べられるのは裕福な貴族や武士など、ごく限られた人たちだけでした。そして、宮中に使える女官たちがこわめしに丁寧語の「御（お）」を付けて「おこわめし」→「おこわ」と呼ぶようになったと言われています。
