うなぎが器からはみ出る!“焦げ目寸前”の焼き加減が絶妙、  老舗が多い多治見で一番古い屈指の名店で味わう逸品

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、岐阜・多治見のうなぎ店『うなぎや』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、岐阜・多治見のうなぎ店『うなぎや』です。

1859年創業『うなぎや』、ひつまぶしは敢えて身を刻まない

老舗の多い多治見のうなぎ店の中で最も歴史が長いのが、1859年創業とされる、ここ『うなぎや』だ。現在は7代目の店主、水野陽介さんが焼き場に立つ。うなぎは愛知県産の豊橋うなぎなど時季ごとに厳選。

刺身用のたまり醤油がベースのタレに浸した身を、焦げ目がつかないギリギリの状態まで焼き上げた蒲焼きは、ため息が出るほど美しい。皮と身の間にある脂のおいしさを楽しめるように、大きめにカットしているのが特徴だ。

上うなぎ丼 4800円

『うなぎや』上うなぎ丼 4800円 肝吸いと漬物の他、箸休めにぴったりのサラダと小鉢も付く。ご飯の大盛りとおかわりは無料。持ち帰りの「上弁当」は3700円。4切れの「うなぎ丼」(3500円)や「3切れ丼」(2900円)もある

蒲焼き4切れで1尾分のボリュームがあり、5切れのる「上うなぎ丼」(4800円)は食べ応え十分。「ひつまぶし定食」(4900円)も敢えて身を刻んでいない。ご飯にもこだわり、岐阜県内の契約農家から届く玄米を毎日精米し、8分づきと白米をブレンドしている。蒲焼きとご飯の一体感を堪能したい。

店主の水野陽介さん「日本酒と合う肝焼きやうまきなど一品料理もおすすめです」

『うなぎや』

多治見『うなぎや』

[住所]岐阜県多治見市広小路2-27
[電話]0572-22-3596
[営業時間]11時半~13時45分LO、17時~18時半LO ※7、8月は19時LO
[休日]月・火(祝の場合は営業)
[交通]JR中央本線多治見駅南口から徒歩12分

おとなの週末2025年1月号は「東京駅」

『おとなの週末』2025年1月号

撮影、取材/永谷正樹
※2024年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『【店舗情報】うなぎの名店 「東京」 「千葉」 「横浜」 「小田原」 「川崎」 …この夏の 《絶品》 が食べられるお店』では、覆面調査隊が味、技術、サービスなどすべてを加味した上で、自信を持っておすすめできる極上の店を実食レポートしています。

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