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立ち食いそばの王道· 天ぷらそばのかき揚げ天は、そばの美味しさを確実にブーストさせてくれる。だがコロッケは、そばをブーストさせるのみならず、コロッケそのものの美味さを味わえ、いつしかジャガイモが溶け出たツユはトロトロに変容し、それがそばと絡み合い混沌とした世界を丼の中に生み出す。これぞコロッケそばの醍醐味!

……ということで『おとなの週末』でおなじみのライター、カーツさとうが立ち食い店のコロッケ蕎麦を徹底解剖しました!

(写真・文/カーツさとう)

■『いろり庵きらく』川崎店

『いろり庵きらく』 コロッケそば
具材(小肉片)2cm×9cm

自販機で食券を購入すると、そのデータは即座厨房に送られ、食券をカウンターに持って行けば、ほぼ当時に現物参上。甘さの感じられるコロッケは、やや固めでツユに溶けにくいが、細めの麺との絡み具合がうれしい。

■『ゆで太郎(ゆで太郎システム)』川崎小川町店

『ゆで太郎(ゆで太郎システム)』 かけ+コロッケ
具材(小肉片)2cm×9cm

コロッケとかけそばは別注文。カウンターにソースも置いてあるので、ついついコロッケを単体で半分くらい食べてしまうが、いきなり丼にオンした方が、コロッケそばならではの、カオスな醍醐味は味わえると実感。

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■『富士そば』元住吉店...
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おとなの週末Web編集部
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