そろそろ鍋が恋しくなる時期だろう。 悩んだ末、訪れたのは今里にある韓国炉端「万宝家」(マンボーチップ)。生野で家庭的な韓国料理が食せる名店だ……。
画像ギャラリー今里にある創業26年の韓国炉端「万宝家」で絶品の海鮮チゲコースを食す!
10月も後半になれば、鍋が恋しくなる時期だろう。
悩んだ末、訪れたのは今里にある韓国炉端「万宝家」(マンボーチップ)。
生野で家庭的な韓国料理が食せる名店だ。
同店ではコースを4種用意。その中から「海鮮チゲ鍋コース」(4500円・写真は2人前)を選択。
このコースにはハルサメ、チヂミ、蒸し豚(キムチ付)、フェ、キムチ盛合せ、ナムル盛合せがセットになっている。
最後のシメではうどん、ラーメン、雑炊の中から一つを選べるという。
韓国料理の特徴としてサイドメニューが凄い。
これほどの品数に、今回はタコフェも付いていた。
さらにさらに、「ケジャン」(1800円)と「白子ポン酢」(950円)も追加オーダー。
同店では韓国料理だけでなく和食も提供。
白子ポン酢はぷにぷにとした柔らかな食感にまろやかな味わいが際立つ。
新鮮だからこそ、癖もなく透き通った味わいだ。
続けて提供された「ケジャン」とは、生のワタリガニを塩とタレに漬けて熟成させた料理で、韓国料理の中でも人気の一品。
この甲羅にあるミソが抜群にうまい。
真っ赤で辛そうに見えるが、辛味はほとんどないぐらい。
ワタリガニの柔らかな身と殻を噛んで、吸うように食べていく。
辛いというよりも甘い。
身の甘みが口内に拡がり、その後からタレの味と重なって醤油などが入った特製ダレと混ざり合う。
手が真っ赤に汚れるが、それを差し引いても手が止まらなくなる旨さだ。
そして本日のメインデッシュ、海鮮チゲ鍋の登場。
とにかく海鮮が盛り沢山の鍋で、タラにワタリガニ、白子、ハマグリ、貝柱のほかに野菜もテンコ盛り。
この画像を見てわかるように、鍋の中も具でいっぱいなのだ。
グツグツ煮込んでいくと、ヤバイ、ヤバすぎる……。
出汁が効いて、むちゃくちゃ旨いやないかーい!!
具沢山だから食べても食べても、全然量が減らない。
なんとも豪勢な鍋なのだ。
韓国通でなくとも足を伸ばす価値は多いにアリ!
韓国炉端「万宝家」(マンボーチップ)
[住所]大阪市生野区新今里3丁目11-20
[TEL]06-6752-6718
[営業時間]17:00~23:00
[定休日]日曜
加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。
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