都心へのアクセスもよい高田馬場。山手線、東西線、西武新宿線の3駅にはさまれ、学生からサラリーマン、また近隣に住む人々でいつも駅前はごったがえしている。飲食店も充実しており、なかでも餃子荘ムロは60年以上も愛される町のレジェンド的なお店だ。
そんな高田馬場のあまたひしめく飲食店から、今回は町中華、晩酌もできるラーメン店で味わう絶品のラーメンを紹介する。(※内容はすべて取材当時のものです)
「麺友 一誠」
店を切り盛りするのが、奄美群島・徳之島出身の店主・松田秀康さんと姉のかつみさん。二人三脚で20年以上も看板を守ってきた。そんなこちらのラーメンは、豚骨に鶏ガラを合わせて炊いたライト系。博多風とは異なるやや太めの麺がいい塩梅に絡み合う。
さらにチャーシューだ。地元から取り寄せた皮付き肉で作るそれは、コラーゲンを含んだぷるんとした口当たり。夜には一品料理も加わって、それらをつまみに奄美の黒糖焼酎で晩酌するのも大いにあり。