常磐線の「うまいラーメン」ベスト6…《松戸・北千住・柏・馬橋・北小金・金町》でみつけた、旨み濃厚の「究極の一杯」

柏『中華そば 榮田(さかえだ)』中華そば 主旋律は煮干し。そこに秋田の醤油やしょっつるなどを使ったタレを合わせ、キリッとした味に仕立てている。小麦が香る自家製麺はのど越し、啜り心地も秀逸。

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「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」 と2000年にスタートした「TRY(Tokyo Ramen of the Year)」。

審査員・ゲスト審査員は、「TVチャンピオン」最後のラーメン王・青木誠氏、“元祖ラーメンクイーン”レイラ女史、そして“最強のラーメンブロガー“であり、昨今は「マツコの知らない世界」(TBS系)に出演するなど多方面で活躍中のしらす(斉藤光輝氏)。

さらに、通称“ラーメン官僚かずあっきぃ”として数多くのメディアでラーメン情報を発信している田中一明氏、ラーメンと城をこよなく愛し、全国のラーメンを食べ歩く尾瀬氏、年間外食数約2500食のうち約1800食がラーメンというまろ氏の6名。新店部門のみ審査を行うゲスト審査員に、いけ麺氏、しらけん氏が加わり、計8名で審査を行なっている。

日暮里駅を起点とする常磐線の魅力は、千葉や茨城、福島、宮城から都心のビジネスエリアにダイレクトにアクセスできるところ。

沿線には1万株のアジサイが咲く「本土寺」や花の名所として知られる「あけぼの山農業公園」、国の重要文化財に指定されている「旧吉田家住宅歴史公園」といった観光スポットが点在しているほか、レベルの高いラーメン店も多いので、ラーメンのはしご旅をするのもおもしろそうだ。

松戸『中華蕎麦 とみ田』つけめん(TOKYO X豚骨魚介)

「中華蕎麦 とみ田」つけめん(TOKYO X豚骨魚介)/TRY大賞の殿堂入り店
特選全部乗せトッピング

チャーシューとスープにブランド豚「TOKYO X」を使用した極上の一杯。幻の豚肉を味わい尽くせる“全部乗せ”はまさに贅の極み!

馬橋『三つ由』焼豚中華そば

馬橋『三つ由(みつよし)』焼豚中華そば/TRY名店部門の殿堂入り店新ブランド

国産の骨付き鶏モモ肉をベースに煮干しとアサリ、サバ節の旨みを重ね、立体感を追求。ハチミツを使ったタレを塗って香ばしく焼き上げた焼豚にも頬が緩む。

女将の三浦祐美子さんが語る地元情報「万満寺(まんまんじ)の金剛力士像は国の重要文化財です」

北千住『つけめん さなだ』大山鶏のつけ麺

『つけめん さなだ』大山鶏のつけ麺/TRY名店部門 つけ麺 濃厚3位

大山鶏を軸にゲンコツや豚足、伊吹いりこなどの旨みをバランスよくまとめ、豊潤な味わいに。もっちりとした太麺に藻塩をつけると、小麦の甘みが際立つ。

北小金『中華蕎麦 柳』中華蕎麦 醤油

『中華蕎麦 柳』中華蕎麦 醤油/TRY新店部門 しょう油3位ほか

鶏と節類、貝などからとったスープは深いコクと旨みが特長。チャーシューは低温調理後に吊るし焼きにした豚バラ肉で、芳しい薫香が食欲をかき立てる。

店主の齊藤元気さん、舞さんが語る地元情報「6月下旬に向けて本土寺の境内ではアジサイが見頃を迎えます」

柏『中華そば 榮田(さかえだ)』中華そば

『中華そば 榮田(さかえだ)』中華そば/TRY新店部門 しょう油優秀賞

主旋律は煮干し。そこに秋田の醤油やしょっつるなどを使ったタレを合わせ、キリッとした味に仕立てている。小麦が香る自家製麺はのど越し、啜り心地も秀逸。

金町『つけめん 一滴』つけ麺

『つけめん 一滴』つけ麺/TRY新店部門 つけ麺 濃厚2位

節系や煮干し、豚骨などの旨みが詰まったスープは、最後の一滴まで飲み干したくなるほどシルキーな舌触り。とろりと濃厚で、もちもちの麺によく絡む。

※店舗の情報はすべて取材時(2024年5月時点)のものです。

…つづく「中央線の「本当にうまいラーメン」ベスト6…《荻窪・三鷹・武蔵境・立川・国分寺》でみつけた、旨みどっしりの「究極の一杯」」あまたひしめくラーメン屋のなかから、究極の醤油ラーメンを紹介しています。

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