上から、海老芋炊き(950円) れんこん蒸し銀杏あん(2800円)
上は最上級といわれる大阪富田林の海老芋。箸がすっと入るほど柔らかく、口の中でほどけるとほんのりきれいな甘みが広がる。下はおろしたれんこんでクエ、車エビ、ホタテ、ゆり根、しいたけなど冬の美味を包んで蒸しあげたもの。銀杏あんをかけ、自家製のからすみを散らして
あん肝たたき(2000円)
北海道余市産の生でも食べられるあん肝をサッと炙ってたたきに。淡雪のようなふんわりとした食感
スジアラお造り(2500円)
高級魚として知られるスジアラは五島列島から届いたもの。獲ってすぐに放血神経締めにして、1週間ほど熟成。臭みはなく、旨みが強い。手前は焼いた皮を凝らせたもの
焼きそばがき(1200円)
メレンゲのようにふんわりと仕立てた絶品のそばがき。醤油を塗って香ばしく焼き上げれば、そばがきの新たな魅力が見えてくる
そばぎり(900円)
北海道摩周湖産の蕎麦は細くてしなやか。冬の季節蕎麦もこれから登場する
日本酒の銘柄は季節によっても変わるが、料理に寄り添うものが中心
酒のあて三種(1200円)
『すぎやま』の料理は2人前が基本。まずはすぐに出る酒肴を頼んでゆったりと料理を待つのもいい。半生の自家製からすみ、ミルキーなあん肝、ふっくらと炊いたもろこなど
ハタハタ天ぷら(850円)
ハタハタ丸ごとを豪快に味わう天ぷら。頭、卵、身は揚げ方を変えてそれぞれの持ち味を引き出している。塩でさっぱりと
根菜の炊き合わせ(1200円)
大ぶりにカットした根菜は野菜本来の味を生かした薄味。ニンジン、大根、カブ、手前は小松菜の根っこだ
つやつやの黒豆は丹波産の大粒。火加減を調節しながら3日かけてゆっくりと火を入れている
せいろ(940円)
写真の蕎麦は福井の農家で栽培されたもの。殻まで含めた挽きぐるみで蕎麦の香りや風味を感じさせる。蕎麦は1人前
牡蠣の揚げ出し 春菊と生のりのあんかけ(1300円)
旬の大ぶりの牡蠣をさっと揚げて揚げ出しに。春菊と生海苔を使った香りのいいあんが日本酒によく合う
上から、あん肝ずわい蟹白菜ポン酢ジュレがけ(1400円) ずわい蟹と洋梨の酢の物(800円)
上は、あん肝とズワイガニという豪華食材に白菜ポン酢ジュレをかけてさっぱりと。ポン酢の酸味がズワイガニとぴったり合う。下はズワガニと洋梨を合わせて酢の物に。モダンな組み合わせをオーソドックスな酢の物でまとめた楽しい料理
秋サバとおぼろ昆布と九条ねぎの春巻き(1100円)
パリっと揚がった春巻きの中には脂がのった鯖、おぼろ昆布、九条ねぎが入っている。新潟・笹川流れの藻塩をつけて熱々にかぶりつきたい
せいろ(850円)
取材日の蕎麦は埼玉県三芳町のもの。刈り取りを手伝いに行くこともあり、近隣の農家の蕎麦を使うことも多いという
よくばり六彩盛り(1400円)
蕎麦の実とろろ、いかの塩辛、焼き味噌、板わさ、蕎麦豆腐、鴨ローストと蕎麦前の定番が揃ってリーズナブル。これだけで2合は飲める!
だし巻き玉子 (750円
/品のいいダシ
感でふわりと優しい
れんこんの一味焼き醤油風味(650円)
季節の味覚のひとつ。かえしとみりんを使い、ピリ辛。シャキシャキの食感がいい
かけ蕎麦(700円)
ツユは薄口醤油で仕上げられ、ふわりとダシが香る
十割蕎麦(数量限定 800円)
この日の蕎麦は北海道産。挽きぐるみで少し星が入った十割。艶やかでみずみずしく、もちもち。本枯れ節を使ったつゆでズズッとやると、後からほどよい挽きぐるみ感も
蕎麦前にぴったりな日本酒も充実。右から「澤屋まつもと 純米」「菊姫 にごり」「篠峰 純米吟醸生」
上から、牡蠣味噌小鍋(1000円) 鱧板(700円)
鍋はコクと丸さの塩梅が抜群な味噌仕立て。ささがきゴボウや麩。ふっくら大ぶりな牡蠣はジューシーで口に磯の香りと旨みが溢れ出す
鴨ロース煮(1350円)
絶妙な火の入り加減。旨みが滲み出る
上から、〆鯖・活け〆天然平目刺身(時価) 自家製牡蠣オイル漬け(900円)
しっとりとした〆鯖に、濃厚な牡蠣。どちらも酒が進む
小海老かき揚げ(700円)
カラリと揚がったかき揚げはプリプリの小海老がゴロゴロ
左から「玉川 山廃純米無濾過生原酒」「加茂福 純米吟醸無濾過生原酒」「たまか 特別純米」。旨みの強い味わいがつまみとコラボ!
うす揚げと九条葱の蕎麦(1400円)
蕎麦は石川県産のものと他の産地のものをひと月ごとに変えて使う。しなやかで喉ごしのいい二八だ。温蕎麦のツユとのバランスも抜群で、たっぷり入った九条ねぎとお揚げで温まる