ビストロ割烹 酒場留|和食とワインの新しいペアリングを楽しみたい(ワインバー/江古田)

20代をソムリエとしてワインに従事し、30代は和の料理人として腕を磨いた店主が、自身の店を開くにあたり選択したのが「ビストロ割烹」という新ジャンル。例えば、ダシで炊いた里芋にフォアグラを乗せて焼き上げたり、牛スネ肉をトマトソースではなく江戸甘味噌で煮込んだりと、素材の美味しさを生かす和食をベースに、ワインとの相性を考えたコクのある料理にして提供する。

画像ギャラリー

ビストロ割烹 酒場留(最寄駅:江古田駅・新桜台駅)

それに合わせるワインはグラスで518円均一、ボトルも2052円~とリーズナブルかつ、味わい深く料理と実によく合うものが約60種。開店当初は日本酒を飲むお客も多くいたそうだが、現在ではワイン派が圧倒的とのこと。味、価格、和やかな店の雰囲気……すべてにおいて満足させてくれる店だ。

骨付き仔牛すね肉の江戸甘味噌煮込み

1620円

ゼラチン質の多い部位を塩分の少ない江戸甘味噌で仕上げることで、さっぱりかつコクあるひと品に

茶碗蒸し トリュフ香る馬鈴薯餡がけ

324円

小林養鶏農園の「七国峠たまご」を使用した茶碗蒸し。トリュフの入った馬鈴薯のとろりとした餡が、鳥ダシの茶碗蒸しに風味とコクをプラス

翡翠冬瓜とトマト重ね湯葉の冷製

626円

季節の野菜を上品なダシで炊いた焚き合わせ。すっきりとした白を合わせたい

三崎マグロハラミの青海苔焼き

1026円

卵黄と太白ごま油を乳化させた地に青のりとネギを加えたソースをマグロにのせ焼く。マグロの旨みと青のりの風味が絶妙

鯛カマの大吟醸粕漬け

734円

香ばしく焼かれた鯛のカマも白ワインによく合う。風味豊かな大吟醸の酒粕床から手作りし、この価格を実現

リュットレゾネ ノルドボーテ ピノノワール(赤)

ボトル2052円

果実感がしっかりとありながら、重すぎない赤ワインが味噌の風味、肉の旨み、味わいなどによく合う。写真のワインはブルゴーニュの生産者が、フランスのコルシカ島で減農薬栽培のブドウで造ったワイン。

ビストロ割烹 酒場留

[住所]東京都練馬区栄町25-14 [TEL]03-6914-5322 [営業時間]17時半~24時(23時15分LO) [休日]火 [席]4席×5卓、2席×1卓、カウンタ-3席 計25席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]西武池袋線江古田駅北口出口から徒歩5分、地下鉄西武有楽町線新桜台駅2番出口から徒歩2分 

電話番号 03-6914-5322

2016年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

一番の穴場かも?門前仲町『ワインバー KAY(カイ)』店主のワインの知識と品揃えに惹かれて他店のシェフも通うバー 

ワインは自然派のみ 料理も美味揃いな『vin nature a』のカウンターで過ごす“プライベートな夜”

“ワインの角打ち”が人気 気軽に「飲めて買える」オススメ6軒

西新宿のくつろぎの隠れ家『ルネット』 前菜からデザートまでをナチュラルワインと堪能

おすすめ記事

【難読漢字】食べ物当て 辛くない!

朝からしゃぶしゃぶも!『ホテルミュッセ銀座名鉄 銀座朝食ラボ』の朝食は“手作り”と“季節感”で満足度大

【業界初】『らーめん缶』を実食!! 「3年間常温保存可能」な小麦の麺がすごすぎる!! 気になるそのお味は?

2024年11月25日~12月1日の運勢は?【タナミユキの文豪占い】

思わず「ジャケ食い」岐阜県の町中華で食べた“ブラ丼”チャーラーは合理的?それとも食べにくい?

石原さとみさんが『すき家』で“算数”!? 「ほっほっほ」と「牛すき鍋」を頬張る姿がかわいい新CM

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…