飲食店が数多くひしめく東京駅では、どこに入ればいいか迷いがち。そこで、編集部スタッフがエリア毎にくまなく調査。食べまくって見つけた三ツ星店をご紹介します!今回は、いい意味で東京駅らしからぬ雰囲気が魅力の【黒塀横丁編】
画像ギャラリー喧騒を離れる落ち着いた空間 黒塀横丁
八重洲北口改札を出た地下にあるのが「黒塀横丁」。
「北町ダイニング」から続くグラングルメ3エリアの中では、比較的高級路線の飲食店が13軒揃う。
天ぷらや沖縄料理、韓国料理など専門店が多いことも特長。
各店とも奥行きがあり、1軒1軒が独立したように感じる、いい意味で東京駅らしからぬ雰囲気も魅力だ。
夕方以降は照明が少し暗くなり、落ち着いたムードになる。
撮影/小島 昇 取材/市村幸妙
ごはん処 為御菜(最寄駅:東京駅)
丁寧に作られたほっとする味わいの家庭料理と日本酒に舌鼓
『ごはん処 為御菜』は「女将のいる東京駅の隠れ家」が店のコンセプト。
宮大工が作ったという店内は、一枚板のコの字カウンターが印象的。
掘りごたつ式でよりくつろげる。8名まで利用できる個室もあり、接待などにも使いやすい。
カツオダシをベースとするホッとする家庭料理風なのだが、そこはやはりプロの料理。
ゆっくりじっくり煮込んだりと、随所に技が感じられる。
ひと皿のポーションが大きいので、いろいろと楽しむなら3人以上で行くことをオススメする。
串はん(最寄駅:東京駅)
黒塀横丁のココも三ツ星店!
『串はん』は夜はお任せで串揚げを提供する店。
内容や味わいといったバランスを考慮しながら、肉、魚介、野菜などが2本ずつ供される。
衣は細かめでしっかり揚げられ、ザクザクとした歯応えを楽しめる。脂っこさはなく、藻塩やレモンでいくらでも食べられるような美味しさだ。
串揚げは全部で30種類ほどあり、定番の「エビとシソ」、「ナスの豚バラ巻き」などに加え、季節ごとに旬の食材も使用している。
ストップと言うまで出てくるので、考えながら食べよう。
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