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具材がゴロゴロ入ったこのちまきは、台南ちまき専門店『琉球かめ~食堂』河崎(本来はつくりが「立」「可」)多恵さんの母が、故郷・台湾の味を記憶を頼りに材料選びから吟味して再現した特別なもの。もち米の中には、栄養もしっかり摂れそうな具材が7種入っていて、それぞれ縁起をかついだ意味があるといいます。台湾では熱々ではなく少し冷まして食べるのが一般的で、もち米や具材の風味が引き立ってより深い味わいになるそうです。ぜひ、試してみたいですね!

「かめ~かめ~」お腹いっぱい食べての願いを込めて

うま味のあるちまきの秘密は隠し味のあぐ~豚。台湾台南の母直伝のこだわりちまきは下ごしらえから、包んで茹でて、丸2日の作業時間。愛情をたっぷり込めた家庭の味です。

「美味しい!」から選んだ原料達で特に力を入れているのは「パイナップルあぐ~豚」。パイナップルを食べて育った豚は柔らかくカロリーや脂質は1~2割少ないのにビタミンB1は約1.5倍、旨み成分のロイシンやリジンはなんと4~5倍。

美味しいには訳があり、そして同じ量でも栄養価の高い美味しい食材を選び、納得の母の味が出来上がりました。

パイナップルを食べて育った
あぐー豚のチャーシューが入ったちまきは、 小さめサイズで軽食にもぴったりです
縁起の良い具材を愛情込めて丁寧に包みます

「かめ~かめ~(沖縄の方言で食べろ、食べろ)」と、ご飯をお腹いっぱい食べさせるのが沖縄流の客人をもてなす流儀。お腹いっぱい食べてもらいたい願いが込められています。

もともと、ちまきの由来である沖縄と台湾の文化は似ていて、素晴らしい食材がいっぱい。日本のおせち料理のように、ひとつひとつに意味があるのでちまきは縁起物とされています。

母から受け継いだ大切なレシピ
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7種の具材の意味と、台湾の味に欠かせないものは?...
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おとなの週末Web編集部
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