生野区の新今里で有名な「ブルボン」は、創業47年になる老舗純喫茶だ。 なにを隠そうこの喫茶店、いろいろと“スゴイ”のだ！ なかでも日替わりランチの“あるメニュー”は凄まじい人気。 驚きの安さだけでなく、フライものの美味さが破格なのだ。
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40食がわずか5分で完売！ 『ブルボン』で人気の日替わりランチ「エビフライ」は衣に秘密あり！
場所は生野区の新今里。
このあたりで有名な「ブルボン」は創業47年になる老舗純喫茶だ。
なにを隠そうこの喫茶店、いろいろと“スゴイ”のだ！
まず、モーニングを時間帯問わず提供。セット内容がトーストと玉子、果物がついてコーヒー一杯360円。
「消費税が上がったので約30年ぶりに値上げしたんです」とは店主。
値上げして360円とは、どんだけ安いねん……。
今の店主は2代目で、この店がこの界隈の社交場的な役割。
「創業から常連の人もいてますよ」という。
さらに、そのなかでも日替わりランチの“あるメニュー”は凄まじい人気。
「麻婆豆腐やブリの照り焼きも人気ですけど、なんといってもエビフライだけは別格です(笑)」
このエビフライのウマさは、衣に秘密があった。
実はトーストで使用する食パンの耳を潰してパン粉に使用。
生パン粉なので、フライものの美味さが破格なのだ。
「日替わり」はコーヒー付きで850円。
ナシだと750円となる。
見よ、このエビを。
小ぶりながらも外がサクサク。
中はエビの旨みでいっぱいや！！
あまりにもエビフライが人気のため、提供する日は月に1回。
前もって告知をすると、限定40食がものの5分で完売。
「あまりにも忙しいんでエビフライの日は4人の店員が必要となるんです……」
と、まあ嬉しい悲鳴である。
ただし、この店はこれだけではない。
普段から食せる「鍋焼きうどん」（700円）も絶品。
おにぎり（2個でもOK）とコーヒーセットは、850円という値段。
そこらのうどん屋よりもハイクオリティ。
麺は讃岐で、秘伝のかつお出汁が上品な旨さなのだ。
エビ天にかしわ、椎茸や玉子が入っていてこのボリュームである。
讃岐といってもコシが強めではなく、どちらかというと大阪うどんにコシを足した感じ。
ちなみに「カレーうどん」（550円）も出汁がきいて人気メニューとか。
純喫茶やと思って侮ったらアカン。
ホンマもんやで！
ブルボン
［住所］大阪市生野区新今里1-18-13
［TEL］06-6754-4846
［営業時間］7：00～19：00
［定休日］第2・4日曜
加藤 慶（かとうけい）
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。
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