動物写真家・小原玲さんを語る

巣を見つけたら近づいて観察してもいい? シマエナガ10の豆知識(8)

小原玲写真集『シマエナガちゃん』シリーズ(講談社ビーシー/講談社)より

動物写真家の小原玲さん(1961~2021年)は「アザラシの赤ちゃん」などカワイイ動物をカメラに収め、作品の数々が多くの人に愛されています。2022年夏には24時間テレビでその足跡が紹介されたほか、秋には遺作写真集『森の…

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動物写真家の小原玲さん(1961~2021年)は「アザラシの赤ちゃん」などカワイイ動物をカメラに収め、作品の数々が多くの人に愛されています。2022年夏には24時間テレビでその足跡が紹介されたほか、秋には遺作写真集『森のちいさな天使 エゾモモちゃん』(講談社ビーシー/講談社)が出版され、東京都内でメモリアル写真展も開催されました。2023年年明けの特別企画として、小原さんの被写体の中から人気の「シマエナガ」の豆知識を10回にわたってお届けします。

静かに身を潜めて

人間が巣の近くで観察を続けることで、カラスやカケスなど、シマエナガの“天敵”に巣の場所を教えてしまうこともあります。なので、観察する場合は、できれば20m以上は距離を置き、なおかつ姿をブラインド(鳥用の観察テントなど)や車で隠しながら、静かに身を潜めて行うのが望ましいです。

小原玲写真集『シマエナガちゃん』(講談社ビーシー/講談社)では2つの巣の巣立ちの様子を撮影しました。1つの巣は複数のカメラマンが現場で一緒になっての撮影でしたが、もう1つの私だけで撮影できた巣は、ブラインドに隠したカメラから、HDMIケーブルで映像信号を離れたところに停めた車で送って、モニターを見ながらリモートコントロールで撮影しました。

小原玲(おはら・れい)
1961年、東京生まれ。茨城大学人文学部卒。写真週刊誌『フライデー』専属カメラマンを経て、フリーランスの報道写真家として国内外で活動。1989年の中国・天安門事件の写真は米グラフ誌『ライフ』に掲載され、「ザ・ベスト・オブ・ライフ」に選ばれた。1990年、アザラシの赤ちゃんをカナダで撮影したことを契機に動物写真家に転身。以後、マナティ、プレーリードッグ、シマエナガ、エゾモモンガなどを撮影。テレビ・雑誌・講演会のほかYouTubeに「アザラシの赤ちゃんch」を立ち上げるなど様々な分野で活躍した。写真集に『シマエナガちゃん』『もっとシマエナガちゃん』『ひなエナガちゃん』『アザラシの赤ちゃん』(いずれも講談社ビーシー/講談社)など。2021年11月17日、死去。享年60。

小原玲さん

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シマエナガちゃんTシャツ

動物写真家の小原玲さん(1961~2021年)は「アザラシの赤ちゃん」などカワイイ動物をカメラに収め、作品の数々が多くの人に愛されています。2022年夏には24時間テレビでその足跡が紹介されたほか、秋には遺作写真集『森のちいさな天使 エゾモモちゃん』(講談社ビーシー/講談社)が出版され、東京都内でメモリアル写真展も開催されました。2023年年明けの特別企画として、小原さんの被写体の中から人気の「シマエナガ」の豆知識を10回にわたってお届けします。

白い顔の鳥を見つけて

北海道内の緑が多い公園、神社、緑地などで会うことができます。

シマエナガは北海道内ではわりとポピュラーな種類の鳥で、札幌市内の大通公園のような都心部でも見ることができ、人里に近い環境を好みます。たとえばエゾリスがいるような公園、神社、緑地なら、さらに出会える確立は高くなります。

シマエナガは“混群”になって移動するので、まずその群れを探し、その中に白い顔の鳥を見つけましょう。

小原玲(おはら・れい)
1961年、東京生まれ。茨城大学人文学部卒。写真週刊誌『フライデー』専属カメラマンを経て、フリーランスの報道写真家として国内外で活動。1989年の中国・天安門事件の写真は米グラフ誌『ライフ』に掲載され、「ザ・ベスト・オブ・ライフ」に選ばれた。1990年、アザラシの赤ちゃんをカナダで撮影したことを契機に動物写真家に転身。以後、マナティ、プレーリードッグ、シマエナガ、エゾモモンガなどを撮影。テレビ・雑誌・講演会のほかYouTubeに「アザラシの赤ちゃんch」を立ち上げるなど様々な分野で活躍した。写真集に『シマエナガちゃん』『もっとシマエナガちゃん』『ひなエナガちゃん』『アザラシの赤ちゃん』(いずれも講談社ビーシー/講談社)など。2021年11月17日、死去。享年60。

小原玲さん

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