日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:ウズラ
ウズラはキジ科に属する体長20cmほどの小型の鳥です。ちなみに、ニワトリの体長50~70cm。これでウズラがかなり小型な鳥であることがわかると思います。ウズラの卵が小さいのも納得ですね。
また、体に茶褐色のまだら模様があり、この模様が卵とそっくりなことも特徴のひとつ。
ウズラを世界で初めて家禽化したのは日本といわれています。そして、ウズラの卵の生産量の全国1位は愛知県で、約7割ものシェアを占めています。
名前の由来は、もともと野生のウズラは渡り鳥で、「ウツラ鳥」と呼ばていて、それが転訛したという説、体が丸く、うずくまっているように見えるため「ウヅクマル」の「ウヅ」に接尾語の「ラ」がつけられたという説、草むらに連なる鳥ということで、草むらを示す「ウ」に、連なるという意味の「ヅラ」をつなげたという説など、諸説あります。
漢字は、享という漢字にはずんぐりしているという意味があり、見た目がずんぐりしている鳥のため、鶉という漢字があてられたといわれています。