日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★★☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:イイダコ
イイダコはマダコ科 マダコ属に分類される体長5~20cmほどの小型のタコです。
飯蛸という漢字表記のほうが馴染みがあるかもしれませんね。飯蛸と表記される理由は、胴部にぎっしりと詰まった卵がご飯粒に似ているからといわれています。卵の食感も硬めに炊いたご飯に似ています。
卵が詰まった子持ちのイイダコを味わえるのは旬の12月~3月の冬から春にかけて。子持ちのイイダコは「イイ持ち」と呼ばれ、珍重されています。
いっぽう、望潮魚の語源に関しては明確になっていません。俳句などでは春の季語として飯蛸のかわりに望潮魚という表記を使用することもあるようです。