カクテルの季節がやってきた! 私の中では、この時期になると秋が深まったと感じる季語のようになった「東京カクテル7デイズ」。クラフトカクテルの祭典は2023年で7回目で、10月26日から11月5日の11日間にわたって開催さ…
画像ギャラリーカクテルの季節がやってきた! 私の中では、この時期になると秋が深まったと感じる季語のようになった「東京カクテル7デイズ」。クラフトカクテルの祭典は2023年で7回目で、10月26日から11月5日の11日間にわたって開催される。合計約350 ものカクテルが楽しめるという。
バー初心者も安心!ミニガイドでオリジナルカクテルを堪能
「東京カクテル7デイズ」では、3960円(税込み・前売り販売)のパスポートを購入すると、今年のお題「Cocktail Trip」をイメージして創作したオリジナルカクテルを都内を中心とした各バーで1杯1100円(税込み、サービス料等が別の場合もあり)で試せるという。
このパスポートには1100円のクーポンなども含まれ、10月28日、29日に東京・天王洲アイルのレストラン『RIDE』で開催される参加型イベントの「Village」の入場も無料に。「Village」では10のプレミアムスピリッツ&シロップブランドによるポップアップバーも登場し、それぞれがアイデアと技を競ったカクテル5杯を無料でテイスティングできるのだ。
期間中はイベント参加のパスポートとなるミニガイドがバーホッピングのいい案内役となる。文庫本ほどの手のひらサイズで、参加するバーの店舗情報が掲載され、QRコードをかざすと、オフィシャルサイトのその店舗のページに飛び、どんなオリジナルカクテルが提供されるのかがチェックできる。
期間限定オリジナルのメニューには、アルコール度数や甘さなどが表示され、材料も書かれているので、バー初心者でも安心だ。
またその年のテーマにあわせたネーミングも秀逸! トップバーテンダーが競い合い、アイデアを練り、腕をふるう。
「ホテルのバー」デビューやギフトにもおすすめ
2023年は老舗の名店からオープンしたての注目店まで87軒のバーが参加。ザ・ペニンシュラ東京やザ・リッツカールトン東京などのラグジュアリー系ホテルのバーも多く参加し、普段、敷居が高かったバーに飛びこむ、いいきっかけとなる。
会合の増える冬のシーズンに向け、自分好みのバーをリサーチするのも手。
またこのパスポートはギフトにもおすすめだ。私は「カクテル修業して来い!」と新社会人になった甥っ子にプレゼントしようか構想中。
何気なく歩いていたいつもの街にこんないいお店があったのか、という発見も多く、はじめてのお店との出会いも楽しい。毎年、付箋を貼るほどパスポートの冊子を熟読し、スタンプラリーのように気になるバーをはしごしてチェックする私。いそがしいカクテルシーズンがやってきた!
「東京カクテル7デイズ」
https://cocktailbar.jp/7days_2023/
文/間庭典子
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