2024年にオープンしたばかりですが、すでに小誌『おとなの週末』で紹介済みのお店を改めてご紹介。いずれも神楽坂らしく少々お高めですが、その分、納得いただける、ここでしか味わえない絶品ばかり。優雅なランチタイムになること必至のうなぎ店に、店主の技が光る極上のとんかつ店の3軒です!
画像ギャラリー2024年にオープンしたばかりですが、すでに小誌『おとなの週末』で紹介済みのお店を改めてご紹介。いずれも神楽坂らしく少々お高めですが、その分、納得いただける、ここでしか味わえない絶品ばかり。優雅なランチタイムになること必至のうなぎ店に、店主の技が光る極上のとんかつ店の3軒です!
【うなぎ】本多横丁に現れたうなぎの新名店『うなぎや 神楽(かぐら)』@神楽坂
美しい飴色をまとったその見た目からも職人の腕前が伝わってくる。これを出すのが、この道50年以上になる店主の関さん。
金沢の老舗料亭で腕を磨いた息子の瞭太さんとタッグを組んで、夜はうなぎ職人と会席の技が融合したコースを出す。もちろん昼は単品も。
使用するのは「四万十鰻」を中心としたブランドうなぎ。ふっくらした身を口へ運ぶと、とろりと崩れてご飯と混じり合い、炭の香りが鼻を抜ける。たまのご褒美ならばこのうな重をぜひ選びたい。
うな重(上) 7700円(昼のみ)
[住所]東京都新宿区神楽坂4ー3
[電話]03ー6780ー3267
[営業時間]11時半〜14時(13時半LO)、17時半〜22時(19時半最終入店)
[休日]日の夜、月
[交通]地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩3分
【うなぎ】新感覚!感動のうなぎ体験ならここ『神楽坂 濱千(はません)』(旧鰻蕚)@神楽坂
想像を遥かに超えてくるパリパリ食感の関西風地焼き。けれど中はふわっ。初めてならきっと誰もが感動するはず。実はここ、夜は高級うなぎ会席の店なのだが、昼は価格を抑えた御膳を提供している。
使うのは主に三河産の大うなぎだ。備長炭の火力を操り、素材から出る脂と炭に落ちて上がる煙をまとわせ揚げ焼きのように火入れするそう。
岐阜の希少米「龍の瞳」を南部鉄器で炊いたご飯も格別。劇場型カウンターで、唯一無二のうなぎ体験を満喫しよう。
鉄釜で炊き上げたご飯と長焼御膳(鰻1尾) 6000円(昼)
[住所]東京都新宿区神楽坂5ー34ー1 DEAR LIFE神楽坂地下1階
[電話]03ー6280ー8728
[営業時間]ランチコース(1部制)11時半〜14時LO(月・火・水・土のみ)、ディナーコース(2部制)17時半~19時半、20時~22時
[休日]日
[交通]地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩5分
【とんかつ】キャベツや汁物もオール手抜きなし!『とんかつ 憲進(けんしん)』@神楽坂
写真を見ただけで生つばゴクリ。ふかふかの白い衣、桃色の断面、甘美な脂……茨城産「常陸の輝き」のリブロースを使った極上とんかつだ。
内臓を包む腸間膜油の低温でじわじわ、肉の持つ水分で蒸し揚げするイメージで火入れしたそれは、驚くほど柔らかくジューシー。低温で揚げても衣がべたつかない仕上がりが理想とか。
それを実現できるのは名店出身の店主の技+独自の研究の賜物だろう。他にも千葉産「東の匠SPF豚」などの銘柄を厳選している。
「常陸の輝き〜ひたちのかがやき〜」リブロースかつ定食(約200g) 4800円
[住所]東京都新宿区神楽坂3ー1ー23 Ami神楽坂2階
[電話]03ー6826ー9862
[営業時間]11時〜14時LO、17時〜20時LO
[休日]月・木
[交通]地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B4b出口などから徒歩5分
撮影/小島昇、取材/肥田木奈々(濱千、憲進)、菜々山いく子(うなぎや 神楽)
※2024年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『大人気「とんかつ」5大チェーンを徹底調査!《和幸・松の屋・まい泉・新宿さぼてん・かつや》…衣をはずしてわかった「意外な事実」を大公開!』では、覆面調査隊が日本の5大とんかつチェーンのロースかつを実食レポートしています。