池袋から埼玉の秩父まで長距離に伸びる西武池袋線。通学や通勤、レジャーの足として重宝されている。池袋界隈では、アニメカルチャーが花開き劇場なども近年に続々オープン、またガチ中華の新名所としても注目を浴びている。
多くの漫画家が住んでいる沿線の街並みは、商店街ありのどこか昭和の下町風情ものこした雰囲気だ。そんな西武池袋線沿線にてラーメン店を覆面調査した。
下落合『epilogue 08』
高級きのこのポルチーニ、ホワイトマッシュルーム、干し椎茸の3種類のきのこを軸に、その時々で手に入る旬のきのこを使用。スープに使うきのこは全部で6種類だが、生の物、焼いた物、凍らせた物と状態の異なる物を使い、ひとつの素材から様々な味を引き出している。
見た目はキリッとした印象だが、実際は甘め。これは“焼いたきのこから出る甘み”なのだという。啜るたびにきのこからあふれ出る旨みとコク、甘み、深みに惹き込まれていくだろう。ラーメンの新たな可能性を感じさせる、オリジナリティあふれる一杯だ。