池袋『油そば鈴の木』
「油そばは味が単調で苦手だった」という店主が、苦手な人でも美味しく食べられる進化系油そばを考案。看板メニューの「辛まぜそば」は、何種類ものスパイスで作る真っ赤な辛ダレにたっぷりの背脂、青ネギや角切り玉ネギ、フライドガーリック、チーズ、マヨネーズといった個性豊かなトッピング類を合わせた旨辛な一杯で、複雑でふくらみのある味わいが体現されている。
背脂たっぷりでもくどさを感じないのは、鶏ガラベースのスープを合わせているから。ガツンと旨みを感じた後に、じわじわと辛さが押し寄せるつくりになっている。ガッツリ系の「背脂醤油」や貝ダシベースの「塩」、「辛味噌」「バジル」など、味のバリエーションも豊富。シンプルながらも奥深き進化系油そばの世界を堪能できる。
(※本内容は取材当時のものです)
…つづく「東京の本当うまい「町中華のラーメン」ベスト6店…なんと一杯《600円》、スープ絶品《浅草・大森・人形町・大井町・千歳烏山・清澄白河》で覆面調査隊が発見」では、あまたひしめく町中華のなかから、うまいラーメンのお店を紹介しています。