日本橋の“人気洋食店”の夜の顔!「洋食で一杯」おすすめ3店

「洋食で一杯!」は日本橋ならではの楽しみ。老舗が多い日本橋にはハイカラな洋食店が多くありますが、夜は酒を愉しむ洋風居酒屋としてにぎわっているとのこと。真偽を確かめるべく、を覗きに出かけてきました。

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正統派の名店に枝豆やおひたしが!?

平日の午後6時頃。『レストラン 桂』に入ると、先客のおじさまたちは早くもほろ酔い中。
「生ビール3つ追加ね!あと枝豆とおひたしも頂戴」
枝豆とおひたし?そんなのメニューにあったかしら。店の人に尋ねると常連用(?)のおつまみメニューを渡された。「リクエストに応えていたらこんなに増えちゃって」
正統派洋食店であっても、求められたら枝豆だって置いちゃう。いい意味でのこだわりのなさが、街の歴史の重みがもたらす”余裕”なのでしょうか。
翌日は『ブラッスリー TOYO』へ。すると「本日は100名様の宴会が入っておりまして。少々騒がしいかもしれません」と、大バコ酒場として盛況の様子。最後に訪れた『ジジ&ババ』では、洋食の垣根を超えたハイレベルな料理と酒に感動。こちらも閉店間際まで、呑ん兵衛客で満席でありました。
古くから、日本橋のように花柳界のある街には洋食店が多かったといいます。旦那衆や芸者さんに愛されたハイカラ洋食で一杯。粋に飲みたい夜に、ぜひ。

レストラン 桂(最寄駅:三越前駅)

界隈屈指の名店で本格洋食をつまみに乾杯

『レストラン 桂』の特製メンチカツ 900円(単品)

昭和36年創業。ビールと相性最高の「特製メンチカツ」は、溢れる肉汁と開店以来継ぎ足すデミグラスソースが絶品だ。正統派洋食のほか、「から揚げ」(1000円)や「玉子焼き」(600円)といった居酒屋的な一品料理も常連に人気。昭和風情が漂う内装もくつろげる。

ブラッスリー TOYO(最寄駅:日本橋駅)

宴会もチョイ飲みもおまかせ使い勝手抜群の一軒

『ブラッスリー TOYO』
ドイツ風ライスМ 1100円、リッツdeポテトサラダ 390円、豆腐サラダ 590円

1階は喫茶、2階のレストランでは懐かしい美味しさの洋食やおつまみメニューが楽しめる。200席の広々とした空間には個室も用意。通し営業なので、1人から複数まで使い勝手がいい。工場直送の樽生ビール、ホッピー、泡盛など酒の守備範囲も広い!

ジジ&ババ(最寄駅:日本橋駅)

何を食べても感涙必至!山形&山梨の美味を堪能

『ジジ&ババ』の炙り山形牛ローストビーフ風 一口切りで盛り合わせ(2人前) 1450円

味、量、値段、そして家族経営ならではの温かいもてなしで、界隈でも指折りの人気を誇る。ジジ(ご主人) の出身地、山形県の銘柄牛や直送野菜など、食材へのこだわりは相当なもの。ババ(奥さん)の実家・山梨県のワイナリーで造る無添加ワインもオススメ。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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