otonoha(中華料理/南阿佐ヶ谷)

ドーンと山盛りになった挽き肉とヤーツァイ(からし菜の茎の部分を使った四川の漬物)が印象的。レンゲでそれを切り崩しながらコクのあるスープと一緒にずずっとやる。

画像ギャラリー

otonoha(最寄駅:南阿佐ヶ谷駅)

食べ進むほど重なり合う渾然一体の風味がたまらない

練りごまのやさしさに後を引く辛さがピリッと来て、次第に渾然一体となっていく風味がたまらんのだ。何気なく隠れているキクラゲもいい。辛みは四川山椒と自家製ラー油、一味が辛過ぎずに生かされ、自家製の醤油ダレも味わいを生む。塩、醤油、紹興酒や香味野菜を使って仕込まれ、寝かされた味だ。余韻が残る旨みをじっくり感じつつ、最後まで味わいたい。

坦々麺(汁有)

1404円

具材もたっぷり、美味しさが詰まった料理をやちむん(沖縄の器)が受け止める。辛過ぎず、重過ぎないけど、じわじわ深く、余韻の残る味。スープに残った挽き肉やヤーツァイを最後まですくいながら楽しみたい

メバルの姿揚げ香味ソース

1500円前後(時価)

季節ごとの魚のメニューも楽しみ。サクッと揚がったメバルは頭からバリバリ。白身に甘酢のソースがまたよく合う

お店からの一言

 

店主 栂野正史さん

「野菜もいっぱいな中華です」

otonohaの店舗情報

[住所]東京都杉並区阿佐谷南1-14-12 [TEL]03-5378-3531 [営業時間]11時半~14時半(14時LO、昼は水・金のみ)、18時~23時(22時LO、土・日・祝17時半~) [休日]月曜日・火曜日 [座席]全16席/全席禁煙/予約可(夜のみ)/カード不可/サ・お通し代なし [アクセス]地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅2a出口から徒歩3分

 

電話番号 03-5378-3531

 

 

 

2018年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

東京の町中華「究極の一品」…本当にうまい《レバニラ・回鍋肉・エビチリ・酢豚・炒飯・天津丼・中華丼》ベスト7を大発表

浅草橋にひそむ町中華の名店『中国菜 仁』 店主はあの『龍天門』で20年間腕を振るった人物

上海に住んだ店主がハマった!蔵前『焼小籠包ドラゴン』はストリートフードが揃う楽しさ満点の中華酒場

町中華を超えた宮廷料理レベルのチャーラーを近鉄大和八木駅で発見!日本最安レベルの半チャーハンにも衝撃

おすすめ記事

本当にうまい、町中華の「あんかけラーメン」ベスト4…旨みがトロリ《自由が丘・新高島平・池袋・堀切菖蒲園》覆面調査で発見

【難読漢字】食べ物当て 海のスプリンターです

『琉球かめ~食堂』の“母のちまき”は台湾の味 パイナップルを食べて育ったあぐー豚のチャーシューが入ってる!縁起の良い7種の具材

おひとりさまで「近江牛」を気軽に!『焼肉ライク』でブランド牛がサクッと食べられる

“タワマン”の日本初の住人は織田信長だった? 安土城の「天守」ではなく「天主」で暮らした偉大な権力者の野望

芝浦市場直送の朝締めホルモンは鮮度抜群 高円寺『やきとん長良』は週末の予約は必須

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…