『おとなの週末』2023年1月号で行った、本格的な東京駅特集。丸の内側担当のライター菜々山・池田&編集戎、八重洲側のライター肥田木・岡本・藤沢&編集武内が反省会を決行。場所は東京駅に出店した話題の、な、な、何とあの……!…
画像ギャラリー『おとなの週末』2023年1月号で行った、本格的な東京駅特集。丸の内側担当のライター菜々山・池田&編集戎、八重洲側のライター肥田木・岡本・藤沢&編集武内が反省会を決行。場所は東京駅に出店した話題の、な、な、何とあの……!
リニューアル続々 話題の新店に潜入!
おしゃれ丸の内 庶民派八重洲 それぞれのエリアの魅力を使い分けるべし
武「ということでやってきました『dan〇〇u食堂』!」
肥「超一流の食雑誌が初プロデュースした店を覆面調査?アタシらいい度胸してるよね(笑)」
武「純粋に来たかったんですよー。今回は三々五々集合ってことで。だってこんな上品な店に全員集まると……肥田木さんに菜々山さんでしょ……おお怖(ブルッ)」
肥「あのねえ、読者の皆さんが誤解するでしょっ。てか、『鮪ブツ』旨い。定食を食べている人が多いけど、つまみ類もあるんだね」
藤「私は『ヤリイカと若芽のぬた』ください。日本酒も!」
肥「ぬたって……アナタ20代よね?何か気に入った(笑)」
藤「くふふ。にしてもこの店をはじめ新店が増えて東京駅がすごいことになってます。ね、戎さん」
戎「編集部内はボクを東京駅マスターと思ってるようですが、実はしっかり担当するのは3年ぶり。気合い入れました!特に八重北食堂や黒塀横丁はクオリティが高くて個人的に過去最高レベルです。本誌やおと週webを駆使してぜひ行ってみてほしい。いやあ、もう東京駅はひとつの街!」
武「JR東日本も駅周辺を”東京ステーションシティ”と命名してますよね。戎君、市長に立候補すれば(笑)。丸の内側はおしゃれで落ち着いた店が多くてデート向き。一方、八重洲側はリーズナブルではしご酒も楽しい庶民の味方。ヤエチカには洋服屋、靴屋、マッサージ店も多いし、ビジネスマンの街としての機能も高いんです。1日中ウロウロしても飽きない」
肥「うん、私はヤエチカの『アンテナアメリカ』にヤラレタあ。米国のクラフトビールの品揃えが圧巻。見たこともない種類ばかりで、特別感があった」
戎「ビールならこっちにもたまらん店が出来てましたよ。『ランドリー』。アジアンヌードルとクラフトビールの店で、IPAや国産ブリュワリーが多め。その辺のヘタな店に行くぐらいならこの店にわざわざ飲みに行きたい」
肥「くう、ビール飲みたくなったあ。すんまてーん、こっちにビールと焼売くだたぁーい」
藤「酔ってる(笑)。あの~肥田木さんって、いつもお酒は何を飲まれているんですか?」
武「養命酒でしょ?くくっ」
肥「そ、最近動悸が……って。ねえこの焼売投げ付けていい?あ、これ味付け濃いめで酒が進むヤツだ。次、緑茶ハイお替わりっ」
池&菜&岡「おーい来たよ~」
武「げげ、猛獣、いやメンバー集合。さあさあ別の店に移動ですよ~。広い店に変えましょう」
肥「ちぇっ、ココでもっと飲んで食べたかったのにぃ。でも皆、このエリアに来るの迷わなかった?私はひとりじゃたどり着けん」
菜「アナタ特別な方向音痴だからね。東京駅に来る時は目的の店の場所をしっかり把握して訪れるべしだよ。改札内か改札外か、何階にあるのか、とかね。じゃないと、もし田舎の両親が上京して東京駅で食事することになっても、店で合流するなんて絶対できない。そのくらいダンジョン化してる」
池「だよな。考えてみれば俺、東京駅特集の参加は初なのよ。今回担当したのは黒塀横丁と丸の内&八重洲両エリアのモーニングなんだけど、1日2回出勤やモーニングのための早朝出勤もあって大忙し。にしてもいつも人が多くてすごいな。出勤に出張族、旅行者、そろそろ海外の観光客も加わって。飲食店もニーズがある訳だ」
菜「こんなにおいしい店がバラエティ豊かに揃うのは東京駅だけだよ。とりあえず奈々ちゃんたちに追い付くためハイボール2杯と焼鳥をいく子にちょーだい!」
岡「私はワインっ、ボトルでっ!で、丸の内側のおすすめは?」
菜「誰を誘っても気持ちよく食事できる『ハゲ天』。さすがの安定感。家族や仲間でワイワイ楽しむなら韓国酒場『コッキオ』。ここのタッカンマリが最強で、濃厚なスープはそれだけでつまみになる。次3軒目行く?」
戎「僕は『蟻月』が衝撃だったなぁ。あんなにおいしいホルモンが東京駅で気軽に食べられるなんて。赤紫蘇エキスで割った『ゆかりビール』がまた旨いのなんの。4軒目に行きます?」
池「いいねえ。俺が黒塀横丁で思ったのは、さすが東京駅だけに基本のクオリティが担保されてるってこと。その上でそれぞれの個性を打ち出してるのがいいなと。今までは東京の味を楽しめる店があまり多くなかった気がするんだが、その点、今回は月島もんじゃ『たまとや』とか出店していてうれしい。並ぶのもわかる」
菜「東京駅は南インド料理の名店『エリックサウス』があるけど、またまた名店爆誕。それが『バンゲラズ』。スパイス系のつまみも多いから夜もおすすめ」
武「朝めし事情はどうでした?」
池「感心したな。朝から賑わう定食屋あり朝ラーあり。バリエーション充実。ご予算もいろいろ。丸ノ内ホテル内のモーニング『ポム・ダダン』は納得の豪華さ。たまの贅沢に良いかも」
藤「そういえば岡本さんは八重洲側で一部開業した『TOKYO TORCH』も調査したとか」
岡「既にオープンしてるレストラン街はいいラインナップだなぁと思った。印象的だったのは『羽田市場』。日本酒のセルフ飲み放題がいいアイデアでした。広いテラスがある店舗も多いので、都会の真ん中なのに開放的だしクリスマスシーズンは人気だろうな。とはいえ私の辞書に”クリスマス”の文字はございません(笑)」
肥「ヤエチカならおひとり様にもやさしい店が多いよ(笑)」
新施設も一部開業 進化する東京駅周辺は今後の開発もまだまだ楽しみ!
岡「そうそう、今回久々にヤエチカに行ってみたら店がガラリと変わっていてびっくり。カレー好きなら新エリアの『トウキョウカレーカルテット』も楽しい。ここに入っている4軒はお持ち帰りもできるので新幹線に乗る前に買うのもいいかも」
藤「新幹線といえばやっぱり旅情を楽しめる駅弁ですよ!でも調査では外れの弁当も多かった……。ウニやイクラが入っていても生臭かったり。だからこそ今回ご紹介した数々はオススメです!」
菜「ところでさ、1軒目『dan〇〇u食堂』はどうだった?」
武「思った以上にdan〇〇uが関わっているみたい。もう少し安かったらうれしいけど、さすが老舗食雑誌だなあと思った。お箸もいいヤツを使ってました」
菜「そこかい(笑)。おと週も出店すればいいじゃん。ヒロシ(注:編集長)に売り込み頼もうよ」
武「やるならスナックですね。名物ライター&編集が日替わり店主になるような。僕は行かないけど。だって強いお酒ガンガン飲ませて(&自身も飲んで)会計3万とか言うでしょ。お通しはかっぱえびせんで3000円とか取るだろうし。特に隣の……(ブルッ)」
女性陣「ふふふのふ。関係者の皆さん、東京駅に出店のお話があれば、お待ちしてまーす♪」
文/肥田木奈々
※2023年1月号発売時点の情報です。
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