美味しいアップルキウイの選び方 今回は食べ頃のタイミングをご紹介しましょう。見極め方は基本的にはキウイフルーツと同じです。果実を軽く指で押して少しへこむくらいの硬さになったときが食べ頃です。 ただし、もともと酸味は少なめ…
画像ギャラリー旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?
文/おと週Web編集部、画像/写真AC
■クイズの答えは……
正解:アップルキウイ
難易度:★★★★☆
中身も味もキウイフルーツです
あまり耳なじみのない果物ですが、キウイフルーツの品種のひとつで、正式な品種名は「魁蜜(かいみつ)」です。
形がキウイフルーツのような楕円形ではなく、りんごのような見た目を持つため、「アップルキウイ」と名づけられました。「センセーションアップル」という名前で呼ばれることもあります。
アップルという名前がついてはいるものの中はキウイフルーツそのものと、少し不思議な果物です。
キウイフルーツよりも酸味が少なく甘みが強いため、キウイフルーツの食味は好きなものの酸っぱさが苦手という人にはおすすめの果物です。
また、通常のキウイフルーツは一玉100g程度ですが、アップルキウイは140~160g程度と若干大きめです。
旬の時期は10月下旬頃から11月中旬頃です。ただし、未熟な状態で収穫されるため果肉はカチカチで甘みも少なめ。生産者がある程度まで追熟したものを出荷することも多いようです。
まだ生産者が少なく、流通量は少ないのでスーパーなどで見かけることはほぼできないのですが、旬の時期には、産地周辺の直売所や、ネット通販を通して購入することが可能です。ただし、旬の時期限定ということで、早い者勝ち! ぜひ食べてみたいと思ったら、一度ネットサーフィンしてみてはいかがでしょうか。
美味しいアップルキウイの選び方
今回は食べ頃のタイミングをご紹介しましょう。見極め方は基本的にはキウイフルーツと同じです。果実を軽く指で押して少しへこむくらいの硬さになったときが食べ頃です。
ただし、もともと酸味は少なめなので追熟不足でも強い酸味を感じることはありません。逆に、さわやかな酸味を味わいたいなら、少し硬めで食すのがおすすめです。
追熟に要する期間ですが、常温で保管する場合の目安は3日~4日くらい。ほどよい柔らかさになったら冷蔵庫で保管して、早めに食べきりましょう。
早めに追熟したいときはビニール袋にりんごと一緒に入れておきましょう。
アップルキウイの注目栄養素
栄養成分もキウイフルーツと同様となります。注目したいのはビタミンCの含有量の多さです。キウイ1個を食べれば1日に必要なビタミンCが摂取できてしまうといわれているほどなのです。
また、果実に含まれているたんぱく質分解酵素である「アクチニジン」には、肉や魚のたんぱく質の分解を促すことで、胃もたれや消化不良を防ぐサポートをします。
ちなみに、肉の内部のたんぱく質細胞を分解するため、肉と一緒に調理すると、硬い肉を柔らかくすることができます。