6位以降はコレ！ 【6】ホットドッグ（プレーン） 800円〜『ケーニッヒ吉祥寺』＠吉祥寺ソーセージって真面目に作るとこんなに旨いのか 【7】焼きとん 130円～『たつや』＠沼袋焼き手のセンスがにじみ出ていて、いいねえ 【…
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少なくとも年間600店舗、1200皿近くの美味を紹介している本誌。その数字以上の店・料理をリサーチしつつ、おいしさと居心地の良さを基準に取材を敢行しているわけですが、気になるのは「どこが一番おいしかった？」。そこで主に第1特集に携わることの多いスタッフの、2023年の個人的ランキングを、ライター飯田“黒柳風”かおると編集武内“久米風”慎司の司会進行で発表してまいります！ 皆さんの2024年の美味活動に大いに役立ててください！
カメラマン・鵜澤昭彦の「2023年、本当に美味しかったもの」
うざわあきひこ／ときにマグロ漁船に乗り、ときにアメフトで汗を流す。身体は重いがアクティブ派
【1】アジフライサンド（土日祝の昼限定）1500円『北出食堂』＠馬喰横山
ただただメヒコ！
【2】にぎりたて（明太子、うなぎ、もろみじゃこ） 295円、370円、275円『おひつ膳田んぼ』＠三軒茶屋
ここより旨いおにぎりを都内で探すのはムリ
【3】スリランカ定食 1650円『HOPPERS』＠茅場町
4種の中からカレーを選び、惣菜9種類がついてくる。本場の味だが、初めて食べても懐かしさを感じるやさしいひと皿
【4】ポトフ（すっきり牛骨塩） 2280円『ポトフ料理ジョワ』＠新宿御苑
素材の旨みあふれる、目からウロコの旨さ!
【5】ウゴジカムジャタン 1800円『元祖宗家本館』＠新大久保
コク深いのに後味はクリア。丁寧な手作りゆえ
6位以降はコレ！
【6】ホットドッグ（プレーン） 800円〜『ケーニッヒ吉祥寺』＠吉祥寺
ソーセージって真面目に作るとこんなに旨いのか
【7】焼きとん 130円～『たつや』＠沼袋
焼き手のセンスがにじみ出ていて、いいねえ
【8】エビフライ（1本） 700円『とんかつじゅうろく』＠田原町
とんかつ屋のこれが絶品。洋食店は危機感持つべし
【9】源泉てもみラーメン（塩） 900円『はやぶさ温泉』＠山梨市
水の旨みがラーメンの旨み、なのかもしれない
【10】ジェラート デュオ 600円～『ジェラテリア シンチェリータ』＠阿佐ヶ谷
何度食べてもおいしい。またすぐ食べに行きたい
世界の料理がハイクオリティで揃う TOKYOの底力を見た!
飯「メキシコ、日本、スリランカ、ロシア、韓国……ドイツ!?」
武「うん？ 一体ナニ？」
鵜「僕がランキングを書き出したメモね、それ」
飯「さすが国際派！」
鵜「……とにかく。順番にね、話をさせてねー」
武「もう疲れていますね（笑）」
鵜「大丈夫っす（泣）。まず1位はね、『北出食堂』の「アジフライサンド」だね」
武「タコスの名店ですよね」
鵜「そう、シェフが天才的味覚の持ち主。真面目に作られたアジフライがメキシカンな味付けで唯一無二に！ タコスもメキシコで食べるより旨いのよ」
飯「場所は馬喰横山、と（メモメモ）」
鵜「2位は、『おひつ膳 田んぼ』のおにぎりでしょう」
武「我々3人で取材＆撮影に行きましたね」
飯「精米したて、炊きたて、握りたてのおにぎりは、ひと味もふた味も違う。感激したー」
鵜「ここより旨いおにぎりを都内で探すのは、ムリだね」
飯「ウー様（鵜澤様の略）、握手！」
鵜「おう。あと、日本もいいけど、海外の家庭料理も面白かった。ってことで、3位は、茅場町『HOPPERS』のスランカ定食」
飯「カレーに惣菜が山ほどのっているやつ？」
鵜「だね。モダンだけど懐かしくて、日本人も納得の本場スリランカの味。4位の『ポトフ料理ジョワ』も、ポトフってこんなに旨かったっけ？ってなった。具がゴロゴロ、牛肉ほろりでフランス人もびっくりだよ」
武「日本で食べる各国の料理は本場より旨いって話をよく聞きますよね。ちなみに、5位に挙げたカムジャタンも本場超えでした？」
鵜「新大久保で23年は伊達じゃないね。いま韓国で食べても、調味料の味が強いからさあ。『元祖宗家本館』の「カムジャタン」は、見た目も味も専門店の名に恥じない丁寧な作りで素晴らしい」
飯「何だか口の中が多国籍になってきた（笑）」
鵜「なら、最後はお口直しのジェラートで。10位『ジェラテリア シンチェリータ』はいいよ。夢中になっちゃうほど、香り高くて秀逸です」
武「おあとがよろしいようで」
※2024年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
