レンゲを持つ手が止まらない『たかのちゅめ』 寸胴鍋の半分は食材

特しょうゆらぁめん 1400円 低温調理後にローストした豚バラ、低温調理後に吊るし焼きした豚肩ロースと鴨、鶏ムネのレアチャーシューにワンタンや味玉ものる豪華な仕様

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・花小金井のラーメン店『たかのちゅめ』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・花小金井のラーメン店『たかのちゅめ』です。

飲めば飲むほど旨みが膨らむ魅惑のスープ

カフェのような空間で供されるのは、醤油と塩を軸とする洗練された佇まいのラーメン。スープは、鶏ガラをベースに豚の背ガラと牛骨で厚みを持たせた動物系のダシと、昆布やカツオ節、アジ煮干し、ムール貝、椎茸などでとった魚介ダシを合わせたもの。ひと口で旨みの沼に引き込まれる。

特しょうゆらぁめん 1400円

『たかのちゅめ』特しょうゆらぁめん 1400円 低温調理後にローストした豚バラ、低温調理後に吊るし焼きした豚肩ロースと鴨、鶏ムネのレアチャーシューにワンタンや味玉ものる豪華な仕様

聞けば、寸胴鍋の半分は食材とのこと。旨みの階層が異なる素材を幾重にも重ね――それも惜しげもなく使うことで、深い味わいに仕立てるのだ。

「しょうゆらぁめん」は、艶やかな醤油の香りも相まって、思わずうっとり目を閉じてしまった。対する「しおらぁめん」は、食べ進める度に増していく貝の旨みに、目を見開かずにはいられない。どちらもレンゲが止まらない。実にけしからんラーメンである。

『たかのちゅめ』

東京・花小金井『たかのちゅめ』

[住所]東京都小平市花小金井1-6-32 共立ビル1階
[電話]042-466-9180
[営業時間]11時~14時20分LO、18時~20時50分LO
[休日]水(祝日の場合は営業)
[交通]西武新宿線花小金井駅北口から徒歩5分

おとなの週末2024年6月号は「みんなの町パン ランキング」

おとなの週末2024年6月号

撮影/西崎進也、取材/松井さおり
※2024年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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