昭和世代に懐かしい「あんこ玉」に「マヨたく」って?店主のチャレンジ精神が楽しい『手作り焼き立てパンの店 LISZT』 ご当地パンも「気になったら作ってみる」

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・瑞江のパンの店『手作り焼き立てパンの店 LISZT(リスト)』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・瑞江のパンの店『手作り焼き立てパンの店 LISZT(リスト)』です。

創意工夫と柔軟性が楽しいひと捻りあるパンが並ぶ

「日によって変化があるからパン作りは楽しい」と笑う店主・谷川敏彦さん。このお店を私が好きな理由は店主の柔軟性とチャレンジ精神、そして創造力だ。

例えば札幌で愛されている「ちくわぱん」(210円)、そして滋賀名物の「サラダパン」は、ストレートに「マヨたく」として出すなど、気になったらそのパンを作ってみる。

たまごサンド 340円、チキンタツタ 350円、クリーミートマトチキン 250円、マヨたく 195円

『手作り焼き立てパンの店 LISZT(リスト)』(左奥)たまごサンド 340円、(右奥)チキンタツタ 350円、(左手前)クリーミートマトチキン 250円、(右手前)マヨたく 195円 たくあんの甘みとマヨネーズの酸味がいい「マヨたく」。チキンとチーズがたっぷり入った「クリーミートマトチキン」。フィリングの味付けは塩・黒胡椒、マヨネーズとシンプルだからこそ素材の良さがわかる「たまごサンド」。周りをサクッと揚げたジューシーな鶏ムネ肉とワサビマヨが技ありの「チキンタツタ」

昭和世代には懐かしい「あんこ玉」(120円)の見た目は、まさに駄菓子のアレ。6月頃から始まり、夏の名物になりつつある「ラムネあんぱん」(200円)など、遊び心を伴ったパンも揃う。

それでいて、近隣の保育園給食に採用されている安心感やグルメ系ハンバーガー店の特注バンズに使われるなど、プロからの信頼もちゃんと得ている。

中でも感動したのは毎日8時と14時頃に焼きあがる食パン。加水率は75 〜80%と高くてしっとり。ひと口いただけばふかふかで、それだけで幸せな気持ちになれる。それで作ったサンドイッチはそりゃ旨いに決まってる。

店主・谷川敏彦さん「シンプルに、丁寧に作ることを大切にしています」

『手作り焼き立てパンの店 LISZT(リスト)』

瑞江『手作り焼き立てパンの店 LISZT(リスト)』

[住所]東京都江戸川区瑞江2-13-8
[電話]03-5664-2048
[営業時間]8時〜19時 ※売り切れ次第終了
[休日]日
[交通]都営新宿線瑞江駅北口から徒歩2分

おとなの週末2024年9月号は「カレー ザ・ベスト」

おとなの週末2024年9月号

撮影/西崎進也、取材/市村幸妙
※2024年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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