コロッケパンを食べるべし!『イトウベーカリー』で“おと週ライター”のイチ推し 「一番苦労した」カレーパンも必食

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・早稲田のパン店『イトウベーカリー』です。

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・早稲田のパン店『イトウベーカリー』です。

パンへの真摯さが生み出す老舗顔負けの味に大注目!

学生時代、何度通っただろう。木のショーケースに所狭しと並ぶパンは何食べたって大正解。

中でもお気に入りが「コロッケパン」。注文してからコロッケを挟んでくれるタイプだから衣がさっくさく、歯切れ良いパンの甘み、じゃがいものホクホク感、それらを引き立てるソースが絶妙なのだ!

カレーパン 260円、ルクフランス 220円、コロッケパン 200円、パン・オ・ショコラ 310円

『イトウベーカリー』(左奥)カレーパン 260円、(右奥)ルクフランス 220円、(左手前)コロッケパン 200円、(右手前)パン・オ・ショコラ 310円 ヘーゼルナッツチョコの「パン・オ・ショコラ」は生地がザックリ歯切れ良く、リッチなのに軽い私的ベスト・パン・オ・ショコラ。「カレーパン」のルウには野菜と果物、コラーゲンスープの旨みが詰まっている。「ミルクフランス」は2種のバターで作るミルクペーストがなめらか&程よい甘さ

味の風格からしてさぞ歴史があるのだろう、と思ったらオープンは2018年。赤坂の老舗『長野ベーカリー』に勤めていた店主が、閉店を機に独立を果たした。

パンは名物コロッケパンなど『長野ベーカリー』の味を引き継ぎつつ磨きをかけた。例えば、コロッケパンの生地は時間が経ってもしっとり感が保たれるように改良を重ね、ソースは全体のバランスを考え程よい酸味のものを合わせた。

試行錯誤の歴史はコロッケパンだけじゃない。「思い入れがないパンはない」と店主が言うほど。一番苦労したという「カレーパン」は、じゃがいもを練り込んだ生地の食感がなんとも軽やか。こちらも必食だ。

『イトウベーカリー』

早稲田『イトウベーカリー』

[住所]東京都新宿区西早稲田1-10-7
[電話]03-6265-9018
[営業時間]7時〜18時 ※土:〜17時、日:8時〜17時 ※売り切れ次第終了
[休日]月・不定
[交通]地下鉄東西線早稲田駅から徒歩9分

おとなの週末2024年9月号は「カレー ザ・ベスト」

おとなの週末2024年9月号

撮影/鵜澤昭彦、取材/藤沢緑彩
※2024年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

関連キーワード

この記事のライター

関連記事

定番「タマゴロール」はクリーミーな卵の旨みがたまらない!昭和24年頃創業、麻布十番の老舗『サンモリッツ』 素朴なおいしさが愛おしい

「いも豚のカツバーガー」は妥協のない味!なぜ旨いのか? 昭和8年創業、南砂町『ナカヤ』には 新旧の絶品パンが100種類以上!

秀逸「パスタサラダ」パンにハマる!勝どきの老舗『パン・ムラカミ』は対面式のショーケースに絶品の手作り惣菜パンが並ぶ

「豊島メンチパン」がグッとくる旨さ 創業から半世紀『ベーカリーハラダ』は昔ながらの対面販売の町のパン屋さん

おすすめ記事

本当にうまい、町中華の「あんかけラーメン」ベスト4…旨みがトロリ《自由が丘・新高島平・池袋・堀切菖蒲園》覆面調査で発見

【難読漢字】食べ物当て 海のスプリンターです

『琉球かめ~食堂』の“母のちまき”は台湾の味 パイナップルを食べて育ったあぐー豚のチャーシューが入ってる!縁起の良い7種の具材

おひとりさまで「近江牛」を気軽に!『焼肉ライク』でブランド牛がサクッと食べられる

“タワマン”の日本初の住人は織田信長だった? 安土城の「天守」ではなく「天主」で暮らした偉大な権力者の野望

芝浦市場直送の朝締めホルモンは鮮度抜群 高円寺『やきとん長良』は週末の予約は必須

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…