【還暦】祝いでイベント目白押し!! 開業当時のきっぷをイメージした「記念きっぷ」発売中!! 東海道新幹線って“60歳”なのね

開業当時から長年にわたり新幹線と言えばこの0系が主役だった

東海道新幹線の東京~新大阪駅間が開業したのが1964年10月1日。つまり、今年の10月1日に60歳、還暦を迎えるのでありました。還暦を記念して、国鉄から東海道新幹線を継承したJR東海ではさまざまなイベントを計画。その一環として記念きっぷを8月5日より発売中だ。東海道新幹線60年の歴史を感じさせる記念きっぷに注目だ。

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東海道新幹線の東京~新大阪駅間が開業したのが1964年10月1日。つまり、今年の10月1日に60歳、還暦を迎えるのでありました。還暦を記念して、国鉄から東海道新幹線を継承したJR東海ではさまざまなイベントを計画。その一環として記念きっぷを8月5日より発売中だ。東海道新幹線60年の歴史を感じさせる記念きっぷに注目だ。

東京オリンピック開催に合わせて東海道新幹線開業。当初は東京~新大阪間4時間だった

現在、東海道新幹線はN700系列に統一され、最高速度時速285kmで東京~新大阪間を最速2時間21分で結んでいる

東海道新幹線が開業したのは1964年(昭和39年)10月1日。そう、最初の東京オリンピックが開催された年だった。もともと戦前から「弾丸列車計画」があり、当時の国鉄は東名阪を短時間で結ぶ、東海道本線(在来線)に代わる、文字通り「新」幹線の建設を計画していたが、東京オリンピックの開催決定が大きな後押しとなったことは言うまでもない。

東京オリンピック開会式の10日前、10月1日に開業した当初は東京~新大阪間を4時間で結んだのだが、これはあまりに急ピッチで建設工事を進めたため、一部盛土や軟弱地盤区間での徐行運転が必要だったことが理由。

それでも新幹線開業前日まで東京~大阪駅を結んでいた東海道本線の特急「こだま」が6時間半の所要時間であったことを考えると圧倒的な時間短縮だった。さらにこの年の11月1日より、徐行運転区間は解消され、本来の3時間10分での運転を開始。特急「こだま」の半分の時間となり、いよいよ新幹線の本領を発揮したのだった。

そんな東海道新幹線は開業から60年、還暦を迎えるわけだが、現在は「のぞみ」が東京~新大阪を最速2時間21分で結ぶ。最高速度は開業時の0系時代の時速210キロから時速285キロにアップした。この速度アップ、所要時間短縮には車両の進化も大きいのだが、それを支える信号設備や線路の強化なども大きく貢献しているのだ。

開業60年を記念した記念きっぷで開業当時の気分を味わってみよう

復刻C特急券と入場券をセットにした記念きっぷ(画像提供:JR東海)

8月5日より発売を開始した記念きっぷは2種類。ひとつは開業当時の駅を1区間ずつ繋いだ11枚のC特急券(新幹線「こだま」の特急券)と、その後新たに誕生した5駅の入場券をオリジナル台紙にセットにしたもの。もうひとつは、硬券の自由席特急券。どちらも10月1日に限り、券面に表示された区間で実際に使用可能だけど、使うか使わずコレクションとするかは……。

東海道新幹線開業当時、「こだま」はC特急というカテゴリーだった。「ひかり」はB特急で、A特急の設定はなかった(画像提供:JR東海)

記念きっぷはJR東海MARKET内「新幹線まるごとショップ」でのみ販売中。駅での販売はないので要注意。

復刻C特急券+入場券をセットにした記念きっぷの台紙表紙(画像提供:JR東海)

JR東海ではこのほかにも「東海道新幹線開業60周年記念」イベントをさまざま計画しているというから、何が繰り出されるか楽しみだ!!

硬券の自由席特急券。東京→新大阪以外にも静岡→東京、名古屋→東京、新大阪→東京の各区間が販売される。10月1日には実際に使用可能(画像提供:JR東海)

文/梅木智晴(ベストカー編集委員)、写真/梅木智晴、JR東海

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