「8月21日」。今日は何の日でしょう?答えは「女子大生の日」! 時代をつくってきた女子大生たち! 1913年(大正2年)8月21日、東北帝國大学(現:東北大学)が女子受験生である黒田チカさん、丹下ウメさん、牧田らくさん3…
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時代をつくってきた女子大生たち!
1913年(大正2年)8月21日、東北帝國大学(現:東北大学)が女子受験生である黒田チカさん、丹下ウメさん、牧田らくさん3人の合格を発表し、日本初の女子大生が誕生しました。女性が大学に入学することは考えられなかった時代、世間からの批判や逆風はもちろん好奇の目に晒される中、黒田チカさんは後に日本初の女性理学士となりました。
ちなみに、1935年に明治大学法学部に入学し、日本初の女性弁護士となってから初の女性判事および新潟家庭裁判所長になった三淵嘉子さんはNHKの話題の朝ドラ「虎に翼」のモデルにもなりました。
遡ること1871年、2024年7月に登場した新紙幣5000円札の顔になっている津田梅子さんは日本初の女子留学生の1人として渡米。女子英学塾(現:津田塾大学)の創設者で日本の女子教育の先駆者ですが、彼女も女性が社会へ進出していくための道筋をつくった人物と言えます。
1980年代にはなんと「女子大生ブーム」が到来!ブームの火付け役といえばミノルタ(現・コニカミノルタ)のCM。「今の君はピカピカに光って〜」というCMソングと同時に、当時、熊本大学の女子大生だった宮崎美子さんが、木陰で服とジーンズを脱ぎ捨てビキニ姿になるシーンが話題に。
また1983年スタートの「オールナイトフジ」(フジテレビ系)をはじめ、素人の女子大生が登場する番組が多数登場。さらに女子大生向けのファッション誌「CanCam」(1982年小学館)、「ViVi」(1983年講談社)、「Ray」(1988年主婦の友社)などが続々と創刊されました。そしてバブル時代に突入。自由奔放な女子大生たちがさらなるムーブメントを巻き起こしました。