とある真夏日、納豆好きを誇るおと週スタッフ5人(ライター岡本・菜々山・芦谷、カメラ西﨑、編集和賀)が集めに集めた納豆を実食!中でもコレだという推し納豆を厳選ご紹介します。
画像ギャラリーとある真夏日、納豆好きを誇るおと週スタッフ5人(ライター岡本・菜々山・芦谷、カメラ西崎、編集和賀)が集めに集めた納豆を実食!中でもコレだという推し納豆を厳選ご紹介します。
今回の注目納豆はコチラ!
[各データの内容]
1.価格/内容量
2.使用豆
3.納豆菌種類
4.付属品
5.販売店
6.問い合わせ電話番号
味が濃い小粒大豆と爽やかな藁の香り昔懐かしい水戸納豆『わらつと納豆』茨城県・笹沼五郎商店
藁を直巻きして発酵させる藁づと納豆。納豆の匂いと藁の清々しい香りが交じり合って食欲をそそる。茨城県は小粒大豆の名産地で、水戸納豆は小粒が特徴だ。藁に包むとほどよく水分がヌケ、食感や旨みがアップする。
1.1080円(70g×5)
2.アメリカ産極小小粒大豆
3.三浦菌
4.8mm
5.からし
6.都内スーパー、百貨店など。通販は「笹沼五郎商店」で検索。FAXで注文可(HPよりFAX注文書をダウンロード)
7.029-225-2121
毎日食べるごとに味わいが変化する小さな工房の手作り納豆『谷町納豆』大阪府・らくだ坂納豆工房
居酒屋の自家製納豆が評判を呼び、誕生した納豆工房。植物に生息する納豆菌で発酵させる昔ながらの製法で、大豆由来のふくよかな甘みがある。密閉箱入りなので、食べ進むほどに発酵が進み、味が変わるのが楽しい。
1.1200円(500g)
2.北海道産トヨマドカ
3.稲藁など植物に住む天然の納豆菌
4.15mm
5.なし
6.通販は「らくだ坂納豆工房」で検索
7.070-9029-1710
自然栽培青大豆の爽やかな香りとしっとり食感が印象的『奇跡の納豆 青大豆』茨城県・菊水食品
肥料、農薬を使用しない自然栽培で育てた希少な青大豆を使用。もっちり、しっとりした質感の大粒で、爽やかな香りとやさしい甘みは唯一無二。加えるならば塩をほんの少し、豆そのものの風味を堪能したい。
1.540円(30g×2)
2.北海道産大袖の舞
3.宮城野菌
4.13mm
5.なし
6.IBARAKI sense(都内・茨城県アンテナショップ)ほか。通販は「菊水食品 奇跡の納豆」で検索
7.0294-52-5443
活き活きとした豆の味に根強いファンがたくさん『白目納豆』神奈川県/宮城県・岡田発酵工房/大豆カンパニー
食べた瞬間、芳しい香りが立ち上る。有機栽培で育てた豆の旨みが濃く、ほどよい苦みが後味をひきしめる。塩もいらないほど味があるがオリーブオイルをかけても美味。岡田発酵工房から委託されて『大豆カンパニー』が作る。
1.200円(85g)
2.宮城県産ミヤギシロメ
3.宮城野菌
4.14mm
5.なし
6.青山ファーマーズマーケットに出店時、電話またはFAX044-977-4960で注文可
7.044-976-0872 (岡田発酵工房)
もっちりして甘い納豆や味噌に好適な大豆品種が決め手『道祖神』長野県・村田商店
長野県安曇野、松本、上田エリアの農家が作る大豆を中心に使用。糖度の高いナカセンナリをじっくり蒸すので、豆の甘みが豊かで、もっちりした食感になる。ご飯だけでなく納豆蕎麦や納豆トーストにも◎
1.2203円(45g×3個×12パック)
2.長野県産ナカセンナリ
3.宮城野菌
4.12mm
5.タレ、からし
6.通販は「納豆の村田」で検索
7.0120-710834
神田明神のお膝元で江戸時代から続く伝統の納豆蔵『芝崎納豆』東京都・天野屋
江戸時代から続く老舗の納豆。甘酒や自家製味噌などと一緒に地下の麹室でゆっくりと発酵させるので、噛みしめるとまろやかな旨みがあり、粘りが強い。そのままはもちろん、卵黄やネギなど薬味を足しても負けない。
1.398円(160g)
2.北海道産鶴娘
3.成瀬菌
4.14mm
5.マスタード
6.本店(東京都千代田区外神田2-18-15)、伊勢丹新宿店、紀ノ国屋ほか
7.03-3251-7911
納豆にまみれるワクワク会議の幕がオープン
おいしい納豆と炊きたてのご飯があればシアワセ。それどころか納豆単体でもワシワシ食べたい!という納豆好きスタッフ5名で食べ比べた今回。
まずは開口一番、納豆偏愛ライターの菜々山が「笹沼五郎商店『わらつと納豆』って、小粒の豆からカカオのような香りがする~」と言い放った。
すると「わかる!砕いたナッツも入れたくなる」とおやつも納豆という、豆に恋する編集和賀がブンブンうなずく。
一方さすらいの納豆好きカメラマン西崎は「らくだ坂納豆工房『谷町納豆』がすごい。豆が旨いので何もつけずにこのままでいい。絶対にまた買う」と大興奮。
のっけからみんなハイテンションだ。そしてこの感想だけでひと口に納豆と言ってもふり幅が果てしなく広いことがお分かりいただけただろうか。
生まれた時から納豆まみれ(納豆の日7月10日生誕)のライター岡本は同じ大粒の次の納豆3種がまったく違うテイストで驚いた。
岡田発酵工房『白目納豆』は「豆の生命力を感じる!ほろ苦さと香ばしさがあって、混ぜるとどんどん香りが広がる」と和賀がいうように豆の存在感がすごい。
代わって菊水食品の『奇跡の納豆』は口当たりなめらかで、食べるそばからとろけるようだ。また天野屋『芝崎納豆』(※本来は山辺に立つに可)は褐色で艶々と唯一無二の存在感。
「豆のほこほこした食感と余韻がいい」とうっとりするライター芦谷は、この企画で納豆を食べ過ぎて痩せそうなのが悩みとか(なんて贅沢な悩みっ!)。
撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン、芦谷日菜乃
※2024年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『【厳選】和食の朝ごはん名店4選 「究極の朝食」「日本を愉しむ朝ごはん」「18品の朝ごはん」とは』では、覆面調査隊が慌ただしい日々をリセットし、新たな気持ちで1日を迎えられるよう、厳選素材にこだわる和食店の和朝食を実食レポートしています。