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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・高田馬場の蒸留酒バーの店『THE HISAKA』です。

カジュアルな角打ちで昼下がりのジンを

ここは面白い構成で、手前に今回紹介する角打ちのバーがあり、奥にはメインバーが隠されている。メインバーはウイスキーをじっくり飲みたいムードだが、角打ちは立ち飲みのような気安さだ。バックバーに並ぶおすすめのジンはどれもワンショット1100円で、カクテルはジンソーダとジントニックのみ。スペシャルなジンもあるが、そちらは価格も違うので興味があれば聞いてみたい。

ジンソーダ 1100円~、ジントニック 1100円

『THE HISAKA』(左)ジンソーダ 1100円~ ジンソーダは「ウォータードラゴンスピリッツ」。生姜やミント、甘夏が香るリフレッシュ系のボタニカルが爽やかだ (右)ジントニック 1100円~ 「ハチオウジン」はエルダーフラワーの香りが広がるので甘みを使っておいしさを引き出すジントニック向き

力を入れているのは最近メキメキと実力派が登場している国産のジン。日本らしいボタニカルは、ジンに不慣れな人にも飲みやすいという。例えばしそを使った「SHISO GIN」はお湯割りに合う。乾燥するとオレンジの香りがするという赤えぞ松を使ったウッディな「火の帆」はロックがおすすめ。どちらも海外のジンにはない日本の香りが親しみを感じさせてくれる。

「ジンは明るいお酒なんですよ。だから昼間から飲んで欲しくて」と店主の小倉さん。

そこで開店は午後3時と早い。まだ明るい時間にパッと飛び込んでジンソーダで軽く喉を潤す。そんなカッコいい使い方をしてみたい。

【家飲みレシピ】柚子胡椒ジンソーダ

『THE HISAKA』柚子胡椒ジンソーダ

グラスに好みのジン30mlと炭酸水適量、柚子胡椒少々を入れて溶けるまで混ぜる。最後に氷を加える。ほかにもおろし生姜、わさびなども合う。居酒屋でジンソーダを飲む際は、刺身の薬味を使うという裏技もある。

『THE HISAKA』

店主の小倉広康さん「1杯だけサッと立ち寄るのも大歓迎ですよ」

『THE HISAKA』店主 小倉広康さん

高田馬場『THE HISAKA』

[住所]東京都豊島区高田3-8-5 セントラルワセダ1階
[電話]03-4363-9683
[営業時間]角打ち:15時~23時、メインバー:17時~23時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか高田馬場駅早稲田口から徒歩3分

撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン『おとなの週末』2024年9月号より(本内容は発売時点の情報です)

…つづく「老舗の角打ち4軒で「粋に飲む」 気になるお酒は買える楽しさ」では、覆面調査隊が街の酒屋として愛されてきた老舗の角打ちを厳選してレポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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