平均価格は1000円超え、2025年の恵方巻は「高値」 前年比で1割超の大幅値上げ 帝国データバンクが価格調査

太巻きは、節分の日に圧倒的に食べられている

帝国データバンクは2025年1月24日、今年の恵方巻の平均価格について分析、調査した結果を発表した。一般的な五目・七目の恵方巻は1094円(税込み)で、前年に比べ14.2%も値上がりした。高級品の海鮮恵方巻は1944円(同)で、12.4%上昇している。

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帝国データバンクは2025年1月24日、今年の恵方巻の平均価格について分析、調査した結果を発表した。一般的な五目・七目の恵方巻は1094円(税込み)で、前年に比べ14.2%も値上がりした。高級品の海鮮恵方巻は1944円(同)で、12.4%上昇している。

高級志向と手頃ごろな価格の二極化

一般的な五目・七目の恵方巻(田舎巻、太巻き1本当たり)の平均価格は、前年の958円に比べ136円値上がりした。具材が豪華な海鮮恵方巻は、前年の1729円に比べ215円も上昇している。

値上がりの理由について、帝国データバンクは、コメをはじめとして、海産物や鶏卵の価格上昇を指摘。これにより、大幅な価格引き上げにつながったという。

その一方で、「手ごろな価格帯の恵方巻では価格据え置きや値下げといった動きもあり、価格帯の二極化が進行している」と分析している。

『サミットストア』の開運極太サミット巻 4298.40円 (税込み)
『サミットストア』の開運恵方巻2色セット(8種海鮮・本鮪)2138.40円 (税込み)

帝国データバンクによると、調査は全国の大手コンビニ・外食チェーン・スーパー・日本料理店などのうち、前年の価格と比較可能な「恵方巻(五目・七目 )・海鮮恵方巻」が対象。比較対象は計104社。商品は、一般的な1本・18cm前後(ハーフを除く)が対象としている。

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