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■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:どうがんじ

滋賀県長浜市高月町に残る古い地名で、かつてこの地に存在した寺院「渡岸寺」に由来するとされています。現在は寺そのものは焼失しており、観音堂として残るのは向源寺の飛地仏堂ですが、地名としての「渡岸寺」はそのまま受け継がれています。

中世の文書には「渡岸寺殿」という名が見え、当時この地に寺を中心とした集落が形成されていたことが読み取れます。また、戦国期の記録には「とかん寺」と表記されており、寺名が地名として定着していく過程がうかがえます。

しかし、戦国時代の兵火によって寺は焼失し、堂宇は失われました。それでも村人たちは本尊の十一面観音像を守り抜き、後に仮堂を建てて祀り続けました。このように、寺が失われても信仰と記憶が途絶えなかったことが、地名としての「渡岸寺」が残った理由のひとつと考えられます。

周辺には観音信仰の歴史を伝える施設も多く、すぐ近くには「高月観音の里歴史民俗資料館」があります。湖北地方には古い観音像が数多く残り、「観音の里」と呼ばれるほどで、渡岸寺周辺はその中心的なエリアです。

長浜市全体が琵琶湖の恵みを受けた食文化を持っており、渡岸寺周辺でも湖北らしい素朴な味を楽しめます。

湖魚の佃煮や鮒寿司といった伝統食は好みが分かれるものの、この地域ならではの味わいです。

高月町周辺には地元産の米や野菜を使った定食や郷土料理を提供する店が点在し、長浜市街へ足を延ばせば、黒壁スクエア周辺でスイーツや洋食、地元食材を使った料理も楽しめます。湖北は米どころとしても知られ、地元産の米を使った甘味や軽食も人気があります。

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『おとなの週末』Web編集部
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