■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:わきがみえき
銭函駅は北海道小樽市にある、JR北海道・函館本線の駅です。
1880年(明治13年)、北海道初の鉄道となる手宮―札幌間の開通と同時に開業した、道内でも長い歴史を持つ駅のひとつです。
駅名は、所在地である「銭函」という地名に由来します。かつて一帯ではニシン漁が盛んで、豊漁の際には漁師の家に銭箱が積まれるほど栄えたことから、この名がついたと伝えられています。
江戸時代から明治時代にかけて、北海道では、ニシンを煮て圧搾し、油や水分を取り除いた残りを乾燥させた「ニシン粕」が盛んに作られました。
このニシン粕は、北前船などで本州へ運ばれ、綿花や藍、菜種などを栽培する肥料として重宝されました。こうした需要によって、ニシン漁は小樽周辺に大きな富をもたらす一大産業となったのです。
駅から徒歩約10分の場所には銭函海水浴場があり、夏には札幌圏からも多くの海水浴客が訪れます。
銭函から蘭島まで続く小樽の沿岸では、カレイやシャコなどの漁業に加え、ホタテの養殖も行われています。こうした多彩な魚介は、小樽の寿司や海鮮料理を支える食材となっています。
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