■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:あんら
菴羅とは、マンゴーの古い呼び名です。マンゴーはウルシ科マンゴー属の常緑高木で、「菴羅」は木や果実を指し、果実は「菴羅果(あんらか)」などとも呼ばれます。
現在の日本では、英語に由来する「マンゴー」という呼び名が定着していますが、古くは仏典や漢訳文献を通じて「菴羅」「菴没羅」「菴摩羅」などの名前で伝えられてきました。
名前のもとになったのは、サンスクリット語でマンゴーを意味する「アームラ」です。仏典がサンスクリット語から漢語へ翻訳される過程で、その発音に合わせて「菴」と「羅」の漢字が当てられました。
「菴」や「羅」という漢字自体にマンゴーという意味があるわけではなく、外国語の音を漢字で表した音写です。
玄奘三蔵の旅の記録をまとめた大唐西域記にも「菴没羅果」と記され、インドで食べられていた果物のひとつとして紹介されています。
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