
ニュースなグルメ by 編集 戎/2014年10月20日
【覆面調査】東京 ニュースなグルメ 第8回
池袋の新名所!?
WACCA 池袋でランチ
東池袋に9月19日に開業した『WACCA 池袋』。「食」と「生活」をテーマにした複合ビルです。一体どんなビルなのか、ランチタイムの飲食店を中心に調査してきました。
女性向けのショップを多数ラインナップ

WACCA 池袋 住所:東京都豊島区東池袋1-8-1
ビルの中には、ファッション、フード、雑貨など全部で27のショップが入っています。1階からぐるっと歩いてみましたが、全体的に女性向けの印象を受けました。
実際にあたりを見回しても、世代を問わず女性客が多かったです。特に、3階のワンフロアを占める『ユザワヤ』はマダムを中心に女性でいっぱい。レジに列ができるほどの盛況ぶりでした。
次のページからは、飲食店についてご紹介します。
レストランフロアの飲食店を調査

『DINING 快』のランチ(1200円)のメイン料理
飲食店は、主に5階に集まっています。まず訪れたのは『DINING 快』。築地直送の厳選された魚が食べられるということで、ランチのメインメニューは、肉ではなく魚をチョイス。
これにサラダ、パンorライス、ドリンクが付きます。メインの魚料理は、鰆が皮はパリッ、身はホロッと柔らかい。ソースも美味しく、梅につければ和風の装いになり、美味しくいただきました。
店内の雰囲気もよく、ゆったりとした時間を過ごせましたよ。
シュラスコ料理でお肉を食べまくる

『TUCANO'S』のシュラスコ料理
別日に訪れたのは『TUCANO'S』(トゥッカーノ)。本場ブラジルのシュラスコ料理が食べられます。
店の前でスタッフに聞いたところ、ランチは牛、鶏、豚のステーキ+ビュッフェ食べ放題(60分)のセットが3種と、シュラスコ+ビュッフェ食べ放題のセットがありました。
せっかくならシュラスコが食べたい。昼に2200円はなかなかの高額ですが、夜ならメニューは増えるとはいえ4500円だといいます。それならば、昼に食べる方が得と判断。思い切ってシュラスコを選択しました。
最初に、シュラスコのルール説明を聞きます。プレートを置くところがあり、緑を置くと「お肉をください」、黄を置くと「パイナップルをください」、赤を置くと「ごちそうさまでした」、何も置かないときは一旦休憩ということ。
緑のプレートを置き、食べ放題スタート。まず、ビュッフェ台でサラダをとり、着席。肉はブラジル人らしき人がテーブルにやってきて、お肉を切り分けてくれます。話しかけられますが、「オッケー」程度しか言えない僕……。
どの肉を切ってくれているのか聞くときも、メニューを挿して「これ?」と質問する始末。しかも、「そうです」と普通に日本語で返されてしまいました……。あ、しゃべれるんですね。
肝心の肉はというと、14種類以上のお肉の中でもハラミが秀逸。ジューシーな旨みが口の中に広がり、サッパリした肉質もよかった。
肉にかける、オイル、ビネガー、パプリカ、タマネギの酸味の利いたオリジナルソースも絶妙。スタッフがひっきりなしにやってきてお肉を切ってくれるので、いつしか“わんこ肉状態”に陥ります。
「これはいかん」とお肉を一気に食べたところで、黄色のプレートにチェンジ。焼きパイナップルがやってきました。こちらもお肉同様切り分けてくれます。焼くことで甘みがさらに増し、噛むと果汁がジュワッと口の中で広がります。これは、なかなか美味。合間で食べるにはちょうどいいです。
ひと息ついたところで、食べたい肉を選べるのか、(日本人のスタッフに)聞いてみたところ、可能だったので、まだ食べてなかったコブ肉をリクエスト。ちなみに、スタッフのお皿を変えるタイミングや客への応対が非常によかったです。
ほぼ全種類の肉を食べたところで、締めにココナッツプリン(これが美味かった!)をビュッフェ台からいただき、フィニッシュ。
さて、そろそろ帰ろうかなと思ったら「食べたい肉はありますか?」と、スタッフのお姉さん。「ちょっとずつでも、いいですか?」と聞くと「いいですよ」と笑顔で返答してくれたので、急遽トップサーロインとランプをオーダー。
お肉を持って来てくれたブラジル人スタッフに「ちょっと(だけちょうだい)」と言って、そんなに食べられないよアピールをしましたが、割としっかり切ってくれました……。
肉自体はサッパリめ。岩塩がきいていて美味しかったですが、もう限界。入店から1時間ほどで相当お腹がいっぱいになりました。
会計時スタッフさんに「みんなどれくらい食べるんですか?」と伺ったところ、肉を持ってくる1周目で300g食べる人や、2時間ずっと食べている人もいるとか。なんともすごい食欲。
ちなみに、肉は火を通しすぎて固くならないよう、ソースをかけたりするなどして、うまく調整しているそうです。
イートインだけじゃない! テイクアウトも発見

『寝かせ玄米 おむすび いろは』のおむすび。「肉味噌生姜」(230円/右)。「炙り牡蠣」(360円/左)
イートインのお店がほとんどですが、『寝かせ玄米 おむすび いろは』のように、テイクアウトもできる店がありました。
こちらは、玄米と小豆を一緒に炊き、3日間熟成させた「寝かせ玄米」を使用。「炙り牡蠣」と「肉味噌生姜」を持ち帰って食べたところ、確かにお米がおこわのようにもっちもち。具もしっかり入っていて、食べ応えがありました。
もうひとつはタピオカドリンク。『sisters』というお店で、生タピオカを使っています。注文したのは、スタッフさんに聞いたイチオシのひとつ「キャラメル抹茶ミルク」(350円)。
濃厚な抹茶とキャラメルの取り合わせで、甘党の僕でも「甘い!」と感じるほどの甘さ。女性にはたまらないでしょう。そして、こちらも先ほどの玄米と同じく、タイプは違えど、タピオカがもっちもちでした。さすが、生。
しかしまぁ、池袋のど真ん中で男がひとりチューッと飲んでいる姿は少し滑稽だったかもしれません。

『sisters』のタピオカドリンク「キャラメル抹茶ミルク」(350円)
全店を食べきれていませんが、池袋エリアで働く方、お住まいの方には新たな池袋ランチの選択肢にはなるのではないでしょうか。
今回の評価:★★
星マークはおすすめ度を表しています。
★★★=絶対に食べるべし!
★★=1度食べればOK
★=無理して行かなくてもOK
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