東京のとんかつ店で飲む！　肉厚なホタテフライが最高のつまみだった

2025年8月30日 / とんかつ・牛かつ

おとなの週末編集部

全店実食調査！『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・久が原のとんかつ店『とんかつ自然坊（じねんぼう）』です。

絶品のフライにお酒も進む至福のひと時

旨いとんかつ屋さんの品書きにフライを見つけたら？私なら迷わず一献。何せ揚げ物のプロが技を発揮してくれるんだもの、最高のつまみになるに決まってる。

で、『自然坊』夜の巻、今回のチョイスがこれ。特注の唐津焼にエビやササミと美味が集合、感動したのが豊洲で仕入れる生ホタテだ。綿実油とラードのブレンドで揚げたそれは自家製生パン粉のザクッとした食感が小気味よく、甘み際立つレア加減も絶妙～。

生ホタテフライ（3個・約110g）2550円、海老フライ（1尾）850円、ササミチーズフライ600円

『とんかつ自然坊（じねんぼう）』（左手前から時計回りに）生ホタテフライ（3個・約110g）　2550円、海老フライ（1尾）　850円、ササミチーズフライ　600円　この日のホタテは北海道噴火湾産。エビは真っすぐ揚がった姿も完璧。ササミチーズは子供にも人気。店名は陶芸家の中川自然坊から。唐津焼の器は特注だ

他にも旬魚の刺身など粋な肴が揃うのもこの店の魅力だろう。あれこれ頼んでとんかつで〆る人も多いとか。そのとんかつ。注文を受けて塊肉をカット、銅鍋でじっくり揚げる肉厚は柔らかくてしっとり、口に入れるや旨み充満。やっぱさすがだわぁ。

『とんかつ自然坊（じねんぼう）』料理長　石束志郎さん

料理長：石束志郎さん「創業34年の店。家族で営んでいます」

『とんかつ自然坊（じねんぼう）』

久が原『とんかつ自然坊（じねんぼう）』

［店名］『とんかつ自然坊（じねんぼう）』
［住所］東京都大田区久が原4-19-24
［電話］03-5700-5330
［営業時間］11時半～15時（14時半LO）、17時～22時（21時LO）
［休日］水、月2回不定休
［交通］東急池上線駅久が原駅から徒歩5分

『おとなの週末』2025年6月号

撮影／浅沼ノア、取材／肥田木奈々
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【穴場情報】東京の「市場」のフライ2選　新鮮な魚介を贅沢に揚げる！」では、市場の食堂で見つけた極上の味を実食レポートしています。

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