神田新八(居酒屋/神田)|お燗の名酒亭でたどる冬の鍋と酒のひと時

神田の老舗居酒屋「神田新八 (かんだしんぱち)」のグルメ取材記事とおすすめメニューの写真。燗酒の名店として有名な「神田新八」は今年で創業34年。埼玉の神亀酒造を始め、付き合いの深い蔵元は約50。その中から百種類以上の銘柄を常時揃えている。神田新八 (かんだしんぱち)[交]JR山手線ほか神田駅東口から徒歩3分

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神田新八(最寄駅:神田駅)

 日本酒を選ぶ基準は「麹造りがしっかりしていること」と店主の佐久間丈陽さん。酒造りがしっかりなされていないと、お燗で温めたときにバランスが崩れて味が落ちるという。また、ベストな飲み頃で提供するために、常温と冷蔵の2つの倉庫で、それぞれの酒に合わせて寝かせている。
 酒だけでなく、料理にも定評がある同店の冬の名物は鍋だ。目の前で、あんこうの肝を土鍋で炒めるところから始める「あんこう鍋」は豪快。いいものが揚がった時だけ、産地から直送されるあんこうは鮮度も抜群だ。3種類の味噌を日本酒とともにブレンドしている鍋のダシは燗酒にとても合う。
 名店のお燗番がつける絶妙な燗酒と酒を呼ぶ冬の味覚。このふたつを思う存分味わえるのも、この時季ならではの楽しみだ。

かきのもろみ焼き

842円

カキは北海道の厚岸や仙鳳趾から届くものを使用。蔵で3年以上寝かせた「ひこ孫」の練れた旨みが、カキの磯の風味ともろみ焼きの香ばしさを引き立てる

ひこ孫 純米清酒

950円(一合)

百合根コロッケ

842円

帯広の百合根専門農家が作る百合根は、雪の下で熟成させているのでさつまいものように甘みが強い

あんこう鍋

1人前3780円(2人前~)

神田新八の店舗情報

 

■『神田新八』
[住所]東京都千代田区鍛冶町2-9-1
[TEL]03-3254-9729
[営業時間]16時~22時半LO、土曜日:~21時半LO
[休日]日曜日
[座席]1階カウンター5席、テーブル50席、座敷16、2階カウンター10席、テーブル8席、お座敷27席、3階テーブル4席、個室3室、計約120席/分煙/予約可/カード可/サなし、お通し代別650円
[アクセス]JR山手線ほか神田駅東口から徒歩3分

 

電話番号 03-3254-9729

 

 

 

2016年2月号発売時点の情報です。

 

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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