蕎麦、うどん、焼きそばにスパゲッティ、珠玉のラーメンまで!専門店で高級店であらゆる場所で見かける麺。誰しもが興味のあるジャンルと言えましょう。グルメ雑誌「おとなの週末」の覆面調査員が日頃、仕事の合間に、週末に、好んで食べに行く、とっておきのお店が続々登場。今回は珠玉のラーメン三ツ星店!ズズ、ズイーッとご覧ください。
画像ギャラリー【ラーメン★★★】饗 くろ喜(最寄駅:秋葉原駅)
ライター・松田有美イチオシ!
「繊細かつ力強い塩スープこの美味しさは反則でしょ」
『饗 くろ喜』の味玉塩そば 1150円
甲州地どりなど3種の鶏や鴨・豚の背ガラ、たっぷりの野菜からとったスープに5種の塩からなる塩ダレをプラス。ひと口目はパワフルで後からじわじわ優しい旨みがこみ上げる。そのスープに、小麦香るコシの強い細麺がしなやかに絡み、箸が止まらないとはまさにこのこと。2種のチャーシューなど具も個性的で計算され尽くした一杯に毎回感激しきり!
【ラーメン★★★】ラーメン・餃子の店 福福(最寄駅:小岩駅)
ライター・市村幸妙イチオシ!
「何を食べても旨い人気中華親子代々の常連客もいます」
『ラーメン・餃子の店 福福』のタンメン 750円
「福福を知らないんじゃ、モグリだね」。小岩で飲み始めた約20年前、飲み仲間に言われた、このひと言。すすめられたタンメンはスープに油膜が張り驚愕の熱さ。そしてその旨さに虜になった。創業は昭和35年で、いわゆる街場の中華そば店だが、手作りにこだわったここだけの味で連日開店から賑わう。家族連れも酔客もみんな幸せな時間を過ごせる店なのだ。
【ラーメン★★★】煮干そば 流。(最寄駅:十条駅)
ライター・松井さおりイチオシ!
「煮干しそばの苦手な私がどハマリしてしまいました」
『煮干そば 流。』の煮干そば(並) 750円
懐かし系の見た目とは裏腹にどっしり飲み応えのある豚骨スープ、そして押し寄せるふくよかな煮干しの旨み。はじめて食べた時に、「これぞ出合いたかった煮干しそば!」と感動すら覚えた。旨みの強いカタクチイワシや上品なダシのシロクチイワシなど、5種類の煮干しをバランスよく合わせ、苦みやエグミのない芳醇なスープに仕立てている。
【ラーメン★★★】中華麺酒房 すずらん(最寄駅:恵比寿駅)
ライター・肥田木奈々イチオシ!
「旨さの余韻が後まで続く!徹底したこだわりに脱帽です」
『中華麺酒房 すずらん』の叉焼雲呑麺 2050円
久々に心底惚れた中華麺の店「中華麺酒房 すずらん」。少々値は張るが他に類を見ない価値ある味だからぜひ試して!魅力のひとつは自社製麺所で作る麺。太さや小麦粉の配合が違う10種以上を用意し、例えば「叉焼雲呑麺」の上品なスープには一等粉の繊細な麺を合わせるなど味によって緻密に変えている。食材の挽き肉も店内で挽く徹底ぶり。「麻婆豆腐砂鍋麺」も旨し!
【ラーメン★★★】五ノ神水産(最寄駅:神田駅)
ライター・松井さおりイチオシ!
「まさに“飲む銀ダラ”!レンゲが止まりません」
『五ノ神水産』のらーめん銀だら搾り 780円
身の付いた生の銀ダラの中骨を大量に使い、旨みを濃縮。“飲む銀ダラ”ともいうべき唯一無二の味わいは、好みこそ分かれるものの、圧倒的なインパクトで多くの胃袋をつかんでいる。かくいう私も無性にこの味が恋しくなる中毒者のひとり。銀ダラの旨みをしっかりまとった歯切れのいい自家製麺も気に入っている。鮮魚を使った限定麺も楽しみのひとつ。
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